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僕が14年ぶりに実の父親と再会した話。


結論から言ってしまうとタイトルの通りである。

そう。
僕は実の父親と14年ぶりに再会したのだ。


遡ること1年半ほど前、2017年の一月末。

僕は19歳だった。

以前のnoteにも記述してあるかどうかは忘れたのだが、僕の育ての父親は義理の父親だ。
暴力的なヤベェ奴。

しかし、なんだかんだで縁を切っていたのでソイツとはもう無関係だ。

本当の父親は5歳の時に親が離婚をしたことをキッカケに、かれこれ14年間会うことも連絡することもなかった。

そんな19歳のある日、ふと思った。
ふと思ったのよ。

「いっちょ父親の連絡先を調べてみっか!!!」

流石にここまで軽いノリではなかったが、父親の連絡先を調べることにした。

とは言ってもなかなか難しい。

個人のプライバシーなので身内以外には教えてくれないだろうし、なんなら居場所もわからなかった。

調べること1週間。連絡先への大きな手がかりを見つけた。

それは父親方の祖父母の家の連絡先だ。

家で父親と母親の結婚式の写真などをみていたら祖父母の住所が書かれた紙をみつけた。

その住所を「電話帳」と言われるヤツで調べたら電話番号は簡単に分かった。

しかしすぐに電話をかけることはできなかった。だって怖いじゃん。

貴方なんか知らないって言われたらどうします??泣くでしょ。絶対に泣いちゃうでしょ。


それからさらに2週間後。

ようやく僕は電話をかけることにした。

プルルルルルル

プルルルルルル

?「はい。○○です。」

僕「あ、、もし、、もしもし、、あの、、僕、、、あのー、、□□さんの息子だった、、あの、、、のぎです。」

父方の祖母(以後SB)「ああ!!のぎくんか!!久しぶりだね〜!!!元気しとった??よく覚えとるよ〜!今何歳になったの??いきなり電話してきたから誰かと思っちゃったじゃないの!!!」

僕は泣いた。貴方なんか知らないって言われてないのにめちゃくちゃ泣いた。
14年間連絡もとっていないのにスグに僕だと信じてくれた。
そりゃ泣くわさ。

僕「お、、お久しぶりです!元気です!19歳になりました!!じ、、実はお母さんが数年前に蒸発しちゃって、その時の父親とも縁を切って、、、だから一度お父さんに会ってみたくて、、、」

SB「そっかそっか!!大変だったね〜!!でもあの子もいま再婚して子供もいるからねぇ、、、一度伝えてみるけど連絡するかはあの子しだいだからね。」

そんなこんなで実父に取り次いで貰えることになった。


長くなってきたので続きはまた今度。


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