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【セットリスト全データ】乃木坂46がライブパフォーマンスした、のべ13000曲ぐらいをデータベース化してみた(随時更新)

 2024年が終わろうとしています。この週末に開催された「大感謝祭2024」をもって、乃木坂46は今年のライブ活動を終えました。ここからは毎年恒例の年末音楽番組の時期に入り、「NHK紅白歌合戦」があり、そしておそらくまたCDTVの年越しスペシャルで一年を終え、新たな年を始めるのでしょう。
 時間が流れるうちにメンバーが入れかわっても、年中行事のように華やかな活躍を見届けていられることは喜ばしくて、でもそれは当たり前のことではなく、グループの努力のたまものです。

 10年ぶりの開催と銘打たれた「大感謝祭2024」では、菅原咲月さんの副キャプテン就任発表があり、味の素スタジアムでの「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」の開催発表があり、2日目には向井葉月さんの卒業セレモニーも行われました。
 改めてグループのあり方に目を向けるような文章を書きたいと思う一方で、半年ほどかけて作成に取り組んできたデータがまとまりましたので、ここに公開したいと思います。

 乃木坂46の歴代全ライブのセットリストをデータベース化したものです。とにかく歴代のセットリストが13000行(1曲1行、OVERTUREは含まない)ほどのシートに格納されており、それを活用して各楽曲の披露回数や初披露・最新の披露機会などが計算されています。
 正確性の検証に時間をかける必要があるものも多いとはいえ、ネット上にも多くの情報があり、情報収集そのものはそこまで難しいことをやったわけではないのですが、とにかく四方八方から集めた情報をデータベース化するには結局人の手を入れる必要があり、時間がとにかくかかりました。コピペに始まり、あらゆる省力化のための手は尽くしましたが、結局のところ約13000行すべてを手ずから入力しています。

 ここまでやったからには、今後も随時更新を行っていきたいと思っていますが、ひとまずはまあ、ちょうど年末にもなりましたので、ちょうどいい区切りということで。
 別に新規性のあるデータである/行為であるとも思っていなくて、ちょっと検索したら似たようなものが出てきてしまいそうで怖いのですが、歴代フォーメーションのまとめとかのアクセス状況なんかを見ていると、「シンプルで徹底したデータを随時更新する」ということには意味があるのかな、と思っています。

■ データの構成

 詳しい注釈はデータ内のシートに設けてありますが、データの構成としては日時・ライブ名・曲順・曲目をひたすら載せた形になっています。データの正確性はさておき、Livefansをオープンデータ化したらこんな感じだろというものです(センターメンバーなど、セットリストを超えた機微はオミットしていますが)。

 これをもとに、披露回数やライブでの初披露・直近での披露などを簡単に集計したシートも設けています。vlookup初心者の練習みたいなレベルですが、見ていてけっこうおもしろいです。

 ほか、披露年ごとの簡易的なヒートマップをつくったりして遊んでいます。これからも気分次第でシートが増えたり、元データ自体ももうちょっと整備したりするかもしれません(ライブの種別[主催公演かそれ以外か/全国ツアー・アンダーライブ・バースデーライブなど]とか、卒業公演仕様の曲目にはフラグを立てるとか)。

■ グラフにしてみた

 データベースが一応の完成をみたというだけで、そんなに詳しく分析できているというわけではなくて、これからこのデータを使っていろいろやりたいな、と思っている段階なのですが、せっかくなのでひとまず歴代楽曲披露回数をグラフにしてみました。

 埋め込みの画像やタイトルが上手く表示されませんが、こういう感じのやつです。曲の種別と披露年を切り替えてインタラクティブにいじれます。

 別に披露回数を数え上げたくて本件のデータベースを整備したわけではなくて、披露回数って全国ツアーのセットリストに入ったかどうかとか、全国ツアーやアンダーライブの公演数が多かったかどうかの影響が大きかったりとか、プリンシパルや新参者公演とかで演じられるとドカンと増えたりして、ちょっとの風向きで変わってしまうような値なのですが、それでも歴代披露回数でガールズルールが乃木坂の詩を上回っている(音楽番組を含めなくても)というのは興味深いです。

 今後の展望として、「アンダーライブでの披露回数が多い楽曲は?」とか、「ライブの終盤のブロックで用いられる傾向が強い楽曲は?」とか、もうちょっと頑張れば「披露日数のブランクがいちばん長かった楽曲は?」とか、そういうのがわかるようになると思います。noteだとflourishのグラフが埋め込めないみたいなので、ブログで記事を出そうかなと計画しています。

 あるいは、元データ自体はすべて公開していますので、適当に使っておいしく調理していただければと思います。データの正確性は(「できるだけ正確になるようにがんばりました」という以上には)保証できないかわりに、何か作成者自身が権利を主張するつもりもありませんので、適当にやってしまってください。

 今日のところは、ひとまずこのへんで。

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