中国・エジプトのピラミッドと星々の 世にも不思議な一致
COBRAの2023年11月27日の記事「Aldebarans」で紹介された記事「Pyramids of Xi'an」を翻訳しました。
※翻訳がお気に召しましたら、記事下部からサポートをお願い致します。
”アルデバラン人は中国西安のピラミッド郡建設でプレアデス人を支援し、古代エジプトでも大活躍していました。”
元記事
中国のピラミッド群=巨大星天図?
中国にある謎のピラミッド群の正体を巡り、これまで数多くの説が提唱されてきました。最初に中国にもピラミッドがあるということが西洋で知られるようになったのは、前世紀でした。それも数個ではなく、何百個単位で見つかったのです。
しかしそのうち発掘されているのは数個のみに留まっています。しかも中国政府がいかなる情報の開示を差し止めてしまっているので、ピラミッドの位置を把握することもままならない状況です。それになぜかその上に植物をたくさん植える政策を決定し、地上の構造物の痕跡を破壊しようとしているようにも見えます。このように、中国にはピラミッドがあると言っても、詳細は伏せられ、ずっと謎のままです。知られているのは、 ピラミッドは古代王族の名が刻まれた墓であるというだけです。しかし、それも本当の話か分かりません。ピラミッドには真の役目があるのかもしれませんから。
中国とエジプトのピラミッドは同じ並びをしている
ここで、衝撃の事実をお伝えしましょう。中国のピラミッド群とエジプトのピラミッド群は、星々の配置を表しているのです。地上に描かれた星天図をもとに、ピラミッドは建てられたのかもしれないのです。ウェイン・ハーシェルは、エジプトのピラミッドと星々の位置は完全な相関関係にあることを突き止めました。
西安市にもピラミッド型の建造物が数多く立ち並んでいるわけですが、特に北西部には100以上の、大小様々なピラミッドがあります。これらの並びが、ナイル川の横に一直線に並ぶエジプトのピラミッドと同じだと判明しているのです!単なる偶然か、それとも隠された偉大な真実があるのでしょうか。
後者であるのは、間違いないでしょう。グーグルアースで撮れる中で最高品質の写真をつぎはぎして、丸一週間も徹底的に地図作成を行った結果、信じられないような事実が明らかになったのです。30キロメートル以上もある、西安のピラミッド地帯の地図です。
ウェインがエジプトのピラミッドの測定に使ったのと同じ方法で、中国のピラミッド地帯を調査してみたところ…驚異の事実が明らかになったのです。こちら天の川を駆ける星々の360度パノラマ図です。上の図と見比べてみてください。
ピラミッドは天の川を360°見渡した星図か
ご覧のように、西安のピラミッド群と夜空の星々の位置には、密接な関係があることが分かります。正確にいうとピラミッド以外の建造物も含まれていますが、それにしても驚異的な一致です。
この地図は、全天で最も明るい星「シリウス」との一致から始まります。これに一致する武帝のピラミッドも実際、おそらくこの辺りで最大のものです。また、シリウスの近くにある同じおおいぬ座の星とも一致している近くのピラミッドもあります。
次に、おうし座の二大星であり、雄牛の両目を表す「アルデバラン」と「アイン」に対応する、二大ピラミッドがあります。
次に来るのは、この星図を作るきっかけになった星です。この星天図の中で唯一、肉眼で見える星団「プレアデス星団」と一致しているピラミッド大集団があります。そしてその隣には、謎の大きなピラミッドがありますが、これについてはよくわかっていません。
次に、地図が最も一致している部分でもあります。ここでは巨大ピラミッドがわずかなカーブを描きながら、三角形の配置になっています。プレアデス近郊の「アンドロメダ」や「牡羊座」に一致するエリアです。なぜここだけが特に、プレアデスとともに最も密集しているエリアに選ばれたのか?おそらくそれは、それら星々により深い敬意を示すためなのでしょう。また、アンドロメダ銀河が双子ピラミッドの位置と同じなのも、興味深いところです。
そこに続くのは、ペガサス座とわし座が他の星群と三角形を形成しているところです。そのすぐ下には、非常に明るい星であるアルタイルがあります。
この後は様々な等級を持つ星々が長く続きます。この辺には小さな建造物が密集しており、イータカリーナ星雲を表しています。そしてここは銀河の中心に近いところでもあります。
地上の星図はその後にあるカノープスと、シリウスに戻る前のりゅうこつ座とおおいぬ座の星で終わっているようです。
エジプトとの一致
つまり、中国のピラミッド群=星図は、エジプトのものと同じだということにもなります。使っている縮尺は違いますが、畏敬の念を抱かせるほどの一致を見せているのです。
サッカラのピラミッド群は、その形状だけでなく、配置も中国のものと一致を見せています。
アブシール周辺のピラミッド群は、特に中国のものと細かいところまで一致しています。
似ていないところもありますが、もしかしたら地中に埋まってしまって見えていないだけなのかもしれません。
しかし、アブラワシュ北部からダハシュール南部にかけての、下エジプトのピラミッド群が、西安のものと一つ一つ一致しているというのは、極めて興味深い事実です!
ウェインが作成した比較図をご覧ください。完全一致です。
どのようにしてこんな大きな星天図を地上に描けたのか?考えられる可能性は、宇宙人の仕業だということです。当時は「神々」と呼ばれた、人類の先祖なのかもしれません。
「X」の謎
このような壮大な星天図に込められたメッセージは、なんなのでしょう?
数年前、ウェイン・ハーシェルはエジプトのピラミッド群が、ある法則に則って配置されていることに気づきました。アブシールのピラミッド集団がプレアデス星団に基づいているとして、ピラミッドの大きさを他の星よりも明らかに強調しているのです。まるで何か大事なことを伝えたいかのように。アブジール一帯には「太陽神ラーのピラミッド(Niuserre pyramid)」があります。つまり、これは太陽に関する暗号と思われます。
不思議なことに(笑)西安にもプレアデス星団がより強調されているように見えます。それと、脚のような形をした星団からそう遠くないところにマッチするようにして、小さな孤立したピラミッドが置いてあります。これがピラミッド集団と直列しているという謎もあります。まるで小衛星の集団のように見えます。
このピラミッドの謎を解ければ、これら全ての謎が解けるのかもしれません。エジプトで示唆されたヒントは「太陽」です。
興味深いのは、中国などの極東文化ではこの位置を特別視していたということです。中には、この星と「死の儀式」を関連づけていた文化もありました。まるで、死者の魂がその場所へと戻っていくことを示すかのように。それでその特別な場所を「王様の墓にしよう!」となっていったのかもしれません。
謎は深まるばかりですが、星図の作成者の意図を知りたいという想いは変わりません。こちらで研究は続いていますので、見にきて下さい。