宇宙には「北」と「南」があるとご存知でしたか?
COBRAの2020年5月19日の記事「Dragon Endgame」で紹介された記事「Universe may actually have a ‘north’ and a ‘south’ as new tests tear holes in Einstein’s gravity theory」を翻訳しました。
※翻訳がお気に召しましたら記事下部からサポートのご検討をお願い申し上げます。
"中国本土からの別のドラゴン筋から伝えられたことによると、コロナウイルスが中国から除去されないなら中国の秘密宇宙計画を暴露するという彼らの脅しは成果が出ています。現在では中国本土での日々のコロナウイルス新規感染者は10人以下です。
彼らは西側の同胞にも類似のアプローチを行って、西洋の秘密宇宙計画の機密情報漏洩を真剣に検討すべきだと提案しています。
宇宙のドーナツ状の形状もまもなく正式に発見されるべきです。" -COBRA
元記事
28 Apr, 2020 09:31
Illustration © ESO/M. Kornmesser
130億光年の果てで輝くクエーサーを研究する科学者たちがいる。
その彼らが最近、既存の宇宙論を転覆させるようなものすごい発見をしたという。もしそれが真実だと証明されれば、アインシュタインの重力理論も過去のものとなるだろう。それが、宇宙には「向き」があるという発見だ。
宇宙は、重力、弱い核力、強い核力、電磁気力という4つの基本的な力で支配されています。
これまでの宇宙論の基礎として、「原子内部の原子核に電子が結びついているから、全部バラバラにならないのだ」と説明がされてきた。荷電粒子間の電磁気を測定するために使われている定説としての物理定数だが、実は驚くほど一貫性がないということが判っている。
宇宙が誕生してから最初の10億年の時、この力はどのように働いていたのか?オーストラリアのニューサウスウェールズ大学 (UNSW) の研究者たちは、チリにある超大型望遠鏡から撮影された画像とデータを用いてこの謎を解き明かそうとした。
チームは研究の中で、この宇宙のどこかに「ゴルディロックス惑星」、つまり、生命が存在できるような環境をこれらの基本的な4つの力が調和を保てる惑星があるのかという疑問を持つようになった。
「すべてのデータを総合してみると、我々が見ている方向に向かう電磁力の方は徐々に強くなっていき、その反対方向に向かう電磁力は徐々に弱くなっていくように見える。」UNSWの天体物理学者ジョン・ウェッブによると、宇宙の他の方向においては電磁気を司っている「微細構造定数」は一定のままであるが、「方向性」のようなものが示されていると述べている。
「宇宙には中心もなければ端もなく,銀河や光のなかにたくし込まれた特別な領域もない。どの方向を見ても同じ」という基礎としての「宇宙原理」に疑問が生じ始めている。
宇宙はかつて 「北極」 と 「南極」を持っていた可能性が浮上してきたのだ。極でなくとも、電磁定数の変動に基づく、何かしらの方向性を示している「地点」をかつて持っていたかもしれない。
「この新しい研究によると、宇宙には確かに方向性があるという考えになります。」ウェッブ氏の発言の裏には、宇宙は常に一定ではないという意味が含まれている。つまり、統計学的に見て宇宙には「向き」があるということだ。
これと同じ研究をしていた米国の別のチームも、X線写真で宇宙に 「方向性」があるという類似した発見をしたため、ますますこの説が真実味を帯びるようになった。
この研究の意味を完全に解ったかのように語るのはまだ時期尚早だが、すべてを結びつける宇宙統一力である「大統一理論」を探し求めている人々には大きなヒントを与えることになるだろう。
既存の宇宙論が覆されようとしている。昨年発表された研究によると、なんと「第5の基本的な力」が存在する可能性が大いにあるとして科学界に波紋を広げている。
実際、現代宇宙論の基礎は「等方性宇宙論(すべて同じ方向に向かう)」に基づいている。この説は、自然の法則が一定であると仮定したアインシュタインの重力理論に基づいている。
私たちは物理学の大部分を再考して、周囲の宇宙に対する理解も変えていかなければならない。もしこの新しい研究が真実であったとしたら、すぐにでも新しい教科書を準備しなければならない。もちろん、その方が刺激的で良いのだが。
ウェッブ氏は最後にこう云った。「宇宙の事を何でも知っていると思ったら大間違い。私たちはそんな、見知らぬ世界にずっと住んでいたという可能性もあるのですよ。」