2月に入っての最初の1冊。
本を一冊。
記憶に新しい、2018ロシアワールドカップ。
開会前には批判吹きすさぶ中、終わってみれば感動をありがとう、国民総手のひら返しの印象深い大会の真っただ中にいた川島選手の本です。
ここまでさらけ出していいの?ってくらい、当時の心境を赤裸々に描いてくれています。
難しい話抜きに、サッカーファンなら誰が読んでも面白い一冊です。
さて。
気になった一節をいくつかカキカキ。
読んだばかりで纏まった文章ではないことを予めお断りしておきます。
抽象的。
備忘録と思って頂ければ幸いです。
環境が変われば、正解は変わる。
ヨーロッパ挑戦当初、監督やGKコーチの言うことが理解できなかった話し、当時の心境を語った中での一節です。
なぜ理解できなかったのか、受け入れられなかったのかを考えたときに、「日本のGK指導の常識に反して」いたからだ、と。
握りしめた拘りを手放した時に、サポーター含め、受け入れられるようになってきたというエピソードから、「その環境で大切にされていることに拘る」ことの大切さを教えられます。
「そこにたどり着きたい」という意思があって初めて、その方向に歩みを進めることができる
目標目的からの逆算の大事さは巷のビジネス書に溢れてきましたが、ここで言われているのはそれにプラスして「方向を明確に描くこと」が自分に注がれるガソリン量を決める、ということです。
方向を決めるのはハンドル。進めるのはガソリン。
メンタルを細分化する
楽しむこと、乗り越えること、耐えること、聞き流すこと。
"メンタル"と一括りにすると頭の中グッチャグチャになるけれど、その中身を紐解いてみると解消のヒントがある。
なんかモヤモヤするな、とか、メンタル押しつぶされてるな、というときは、紙に書いたり整理すると良いってことですね。
細分化して、当たりをつけて、潰していく。遠回りに見えて実は近道。
変化すること、進化すること
ガラパゴス化の反対。
強いものが生き残るのではなく、変化したものが生き残る、と同様でしょうか。
柔軟に対応する力と、そこで更に力をつける。
プライドに拘りを持たず、成果に拘りを持って生き抜いていくことの大切さを教えられた一説でした。
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