湯の山温泉日帰りの湯

映画『男はつらいよ』の第３作目のロケ地は三重県の湯の山温泉
比較的近いのでたまに行くのですが温泉に入るのは今日が2度目
ここ鹿の湯さんはなかなかいいお風呂でまた来ようと心に決めただ

内湯と外湯がありどちらも湯船の底からこんこんと温泉が湧き出てきてぽかぽかと温まるのだ
そもそも湯船の底から温泉が湧いて出ている風呂に入ったことがあったのかあまり記憶になく素直に嬉しい
露天風呂は二つあり上と下になっていて上からお湯が順に流れてくるので上が熱く下がややぬるめ
あちちと言いつつ上へ入りものの数分で下へ退散
とにかく心地がいい
上や下へと行ったり来たりしているうちに身体がほかほかになってきて楽しいのだ
山の中腹にあるので眺めも壮大でなかなかよろしい

ビールビールと言いたいが車なのだ

鹿の湯さんの日帰り入浴は
1000円
バスタオルと温泉手拭い付きです（持ち帰れませんけどね）
サウナは無いですが湯上がりに脱衣所から出るとすぐに休憩所があるのでここでもまったり
屋上休憩所にも出られるから大絶景でほてった身体をクールダウン

ビールを飲みたくなるのをグッと堪えるのはつらい、『日帰りはつらいよ』なのだ
宿は違うと思うのですが映画関係の方々もこの湯の山温泉の湯に浸かったのでしょうね、ビール飲んだんでしょうね
近くには入場無料の湯の山記念館がありそこは『男はつらいよ』の撮影時の様子がわかる新聞記事や写真がわんさかあって当時のことがよく分かる

「寅さんはここで働いてました」とのぼりに書いてある
映画な中で番頭さんしてたっけな〜
あの法被は撮影の時に実際に使われたものなのかは分かりませんが同じデザインのようです

昔はかなり栄えていた温泉街だったのでしょうが今でも5.6軒の宿が営業しています
御在所という山の中腹にありその山には温泉地のすぐ近くからロープウェイで頂上へ行けます
名古屋からも多くの人がこの観光地へやって来ますが宿には泊まるのだろうか？
私は是非とも泊まってみたい
他の宿も日帰り入浴をやっているのでひと通り回って宿を決めよう
しかし問題はどこもそこそこの値段なのだ
ひっそりと高級な温泉宿なのだ
よからぬ関係の人々がひっそりと泊まりに来てひっそりではない二人の時間を過ごしたりもするのかは私には関係ないことなのだからどうでもいいのだ
とにかく泊まりに来ようと心に決めこの地を後にしたのだった
湯の山よさらば
また来る日まで。