【WEEKLY OCHIAI】2022.1.5 【安宅和人×落合陽一】 2022年のシン・ニホン_メモ【神回】
2022年のweekly ochiaiは安宅和人さんゲストから始まりました。今年も安宅和人さんと落合陽一さんと、現状の課題と今年の展望を考えられるのは良いですね。
■2022年の展望
・米中はかつての米ソのような関係に。
・2月の北京五輪で、デジタル通貨をどのように展開するかが見もの。
・カーボンニュートラル・サステナブルで食べていける(人はいる)
・縄文時代に戻っている。
縄文時代はなぜ1万年と2千年も発展しなかったのか?
人口も少なく、異質と会うことが無かった。
→シン・ニホンとしては疎空間でいかに文化を生むか?は課題。
■猫、きのこ、遊牧民
落合陽一さんの2022年のテーマは、猫、きのこ、遊牧民。
・猫
落合家の中は、自動的に餌が出て、水が出て、トイレが掃除される。自動の中で生きている。IPで繋がって世話をされている。
・きのこ
ネットワーク。何も進まないが、繋がっていく。フォロワーだけ増えていく。
・遊牧民
体を動かさず、デジタルでどこへでも行ける。
■安宅和人の考える通貨
通貨の価値は、米・金から、国・信頼へと移り、アルゴリズムに移ろうとしている。デジタル人民元はどこを目指すのか。通貨自体にトラッカブルな可能をどこまで埋め込むかは注目。お金のデジタル監視がどこまでできるか。
■今週の難しい言葉たち
DAO+token
DAOはデータにアクセスし易くする仕組。tokenはデジタル通貨では、暗号資産などのデータの単位で使われる。簡単に出し入れができる、データ単位で、デジタル通貨ができるべきという例え。
〈2022.2.20追記〉
DAOの解釈が異なっていたようです。DAOはWeb3で語られる「自律分散型組織(Decentralized Autonomous Organization)」を意図していたようです。中央集権でない分散型組織であり、トークンによって参加権、発言権を得る仕組みを表しています。
※古い人間の「だお」のイメージで間違えました。
ID+Wallet
マイナンバーはIDでなく、ウォレットとすべき。ウォレットは、デジタル通貨利用時に使われる財布のようなもので、NFTの秘密鍵を管理しています。ワクチンパスポートもウォレットに紐づける方が良いとの議論。IDやカードの話でなく、ポータブルな媒体で、自由にデータを紐づけて使える例え。
■ブラックボード:2022年のシン・ニホンの抱負
解き放つ 異質と混ざる
■感想戦
安宅和人さんはポジティブに現状と未来を見ていて、大変勉強になりますね。停滞しがちな世の中で、異質と混ざる事が重要とのご意見。
多様性が叫ばれ、多様な価値観が広がっている現代社会。新しいものを生み出すには、その多様性と混ざり合い、刺激し合うことが大切でしょう。その揺らぎの中から、確率的に新しい宇宙が生まれるのだと思います。