【WEEKLY OCHIAI】2021.1.20 【落合陽一】アフタートランプの世界のゆくえ_メモ
今週のWEEKLY OCHIAIは、バイデン大統領就任式直前のアメリカ特集。リアルな今のアメリカと、バイデン大統領の就任式のポイントとこれからが少し見えてきたと思います。
タイトルはトランプ禍のようなものからのグレートリカバリーを表しているかのよう。
●バイデン大統領
ワシントンD.C.はゴーストタウンはホームレスしかいないという雰囲気での就任式を迎えることになったバイデン大統領。トランプ支持者と二分しながらの就任に、アメリカの分断を防がなければいけない。
演説のポイントは、いかにトランプ支持者に響く演説がされるか?
最初の仕事のポイントは、コロナ対策でワクチン接種をいかにきちんと受けられるようにできるか?
そして、宮田裕章さんの言う「多様でありながらつながる」世界が作られるかには注目したい。
●今のアメリカの"リアル"
2060年には白人が少数派となる。現在は、白人がマジョリティとして、逆に自由・権利が奪われているというストレスもある。
資本主義のグローバル化が進み、"今までのアメリカが失われる"という危機感を、右も左も、赤も青も一致して感じている。
これから、上と下の分断、対立が進むと考えられる。
●少し未来はミレニアル、Z世代が握る
日米問わず、投票率が低いミレニアル、Z世代が、この大統領選では高い投票率で、60%がバイデンに投票したという。
この世代は、白人と黒人、ヒスパニック、アジアン…が同じクラスメイトとして自然に育っている。ベビーブーマーが、白人がほとんどであったのとは、明らかに環境が違う。
そして、環境重視、サステナビリティ重視でもある。この2点で、トランプよりバイデンが支持されたと考えられる。
●振り返り
落合陽一さんは、「陰謀論には感情論」と述べ、今、世界を変えるには感情に訴えるしかないのではないか。これを踏まえてバイデン大統領就任式を見ると、いきなりレディ・ガガの国歌斉唱も感慨深いものがある。
そして、少し未来は"Z世代による限界突破"に期待したい。