【NFTはじめました】NFTは旧時代の所有欲の代替なのか?NFT-UXの時代へ
世の中はNFT盛り上がっています。私も「NFTアートはじめました」シリーズに取り組んでいます。そんな中で感じていた違和感が今回のテーマである「NFTは旧時代の所有欲の代替なのか?」です。その質問を、News PicksさんのThe UPDATEで取り上げていただき、かの伊藤穰一さんや草野絵美さんに回答いただけたので紹介します。そして、NFTの少し未来を考えていきます。
AI、IT業界のイノベーションを起こすにあたり、マーケティングトレンドから感じている違和感に言及します。
■NFTの違和感
NFTアートの盛り上がりに、私も可能性を感じて取り組んでいます。
そんな中でも感じていた一つの違和感。
NFTは旧時代の所有欲の代替なのか?
Web、デジタル日常生活に浸透し、マーケティングのトレンドは「モノ消費からコト消費」と言われて久しいです。大量生産大量消費をえてモノの価値が下がり、顧客体験・EXの重要性が増していると言われています。
そんな中、NFTという技術が出てきて、デジタルで所有という触れ込みでバズってきました。NFTでの所有権問題はありつつも、そもそも「所有」という価値は旧時代に置いてきたものではないのか?
■ News Picks the UPDATEでの回答
私の感じたNFTの違和感に対して、News Picksの番組the UPDATEで聞くことができました。番組は「Web3.0時代到来、NFTでどう稼ぐか」というテーマで、伊藤穰一さん、草野絵美さん、せきぐちあいみさん、西村依希子さんという豪華な顔触れ。
番組の中で私の質問が取り上げられました。
いただいた回答のサマリは以下。
・伊藤穰一
「所有権より参加。OwnよりJoin」
・草野絵美
「モノじゃない。コミュニティチケット」
■NFTの少し未来
番組でも、NFTがアート所有から、会員券、参加券のような使い方にシフトしてきており、コミュニティの重要性が語られていました。伊藤穰一さんな「OwnよりJoin」という言葉は私の中のキンコメでした。
リアルからデジタルに人の生活がシフトしていく中で、リアル空間での価値シフトはデジタル世界でも追っていくのでしょう。
NFTアートも売って終わりでなく、そこからのコミュニティ参加によるファン化、オンボーディングからの接点継続といった顧客体験が重要な要素となっていくと考えられます。NFT-UXの時代を見据えていきましょう。