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Angels We Have Heard on High

Gloria in excelsis Deo

讃美歌『荒野の果てに(あらののはてに)』。
タイトルはご存じなくても、このラテン語のフレーズは聴いたことがおありでしょう。
長い歳月多くの人々に歌い継がれてきた正統派のクリスマスソングですが、米国🇺🇸の歌手サラ・リーヴスさんが歌うこちらは、Gloria in excelsis Deoの後に、”Glory, glory, Glory in the highest”というオリジナルのフレーズが。こういう独自色(?)を見つけるのもクリスマスソング収集の楽しみのひとつ。

一方、オレゴンのアンナ・ギルバートさんが穏やかに歌うこちらは、Gloriaを長く伸ばし、その後のin excelsis Deoを省略。その後オリジナルの歌詞が続き、他のアーティストが歌う『あらののはてに』とはまるで違う趣が。これだからクリスマスソング収集はやめられません。
何はともあれ、穏やかな冬の日に聴くのにぴったりの曲です。

定番がお望みなら、16世紀のフランスで生まれたキャロルなので、日本の女子聖歌隊CANTUSが歌うフランス語版『レ・ザンジュ・ダン・ノ・カンパーニュ』を聴いていただきましょう。ちなみに2番は日本語で「あらののはてに ゆうひはおちて」と歌っています。

米国のアカペラコーラスグループ、BYU Noteworthyの歌は動画でどうぞ。


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