【旅行記】香港物価調査(2024.8)
読書メモのストックが尽きたので、今年8月に行った香港弾丸旅行の模様を、主に物価メインでお届けする。
空港に到着後、電車で市内へ移動する。その駅のショッピングモール内で最初に目にしたラーメン屋がこちら。
麺屋KANKI。濃厚鯛白湯ラーメンか、うまそうだ。168と書いてある。1680円くらいってことかな、ちょっと割高だが許容範囲だろう。そしてレートを確認すると・・
1香港ドルは約20円
繰り返す。1香港ドルは約20円。つまり、この濃厚鯛白湯ラーメンは約3360円なのである。これにはもうひっくり返った。何がと言われるとよく分からないがとにかく何かがひっくり返るほど驚いたのである。特に両替せず入国していた私は、本当にこの瞬間に「香港ドル 日本円 レート」と検索して1HKD=20JPYの事実を知ることになる。「いやいや、ラーメン一杯に3000円て。あんさん。そらアメリカさんやヨーロッパさんなら分かりますで。でも香港さん、あんた同じアジアの仲間やないですか。それなのにラーメン一杯3000円って。そんなん、あんまりや、あんまりやでぇ。」と心の中の知らない関西弁おじさんが嘆くほどであった。
小腹がすいていた私はラーメンでも食うかという気分だったのだが、一瞬でそんな気は消え失せた。少しうろついて発見したカレーライスも3000円くらいだったので、結局そのショッピングモールのレストランには入れなかった。
そして見つけるセブンイレブン。
「わあ安心するう」「さっきのショッピングモールが高級思考だっただけ。セブンイレブンならちゃんとした香港の物価が分かる!」と淡い希望を抱きつつ、店内を物色する。
「あ、ピザポテト!香港にもあるんだ!」
「え、24ってことは・・480円?え、ピザポテトが480円??」
日本ならイオンでそこそこいい冷凍ピザが買える価格で、香港ではピザポテトしか買えないのである。悲しい現実である。
さらに恐ろしいのは上の会話はすべて独り言なのである。そう、この旅行は一人旅だ。一人でぶつぶつ声に出すくらい、そのくらい驚いていた。
その他にも、
と、上記のようにひととおり商品を眺めたところで、ようやく私は理解した。「香港の物価は日本のちょうど2倍だ」と。
その他のレストランを見ると、
ざっとこんな感じである。私は思った。「とてもこんなとこでは生きていけない」と。あと「円安許すまじ」とは100回くらい思った。
以上である。香港の物価はめっちゃ高かった。
あとは普通にブルース・リー像を見たり、麻婆豆腐を食べたり、ちょっと遠出してマカオに行ったりしたくらいなので割愛する。
物価以外のことに少し触れると、ほぼ100%英語が通じるのが素晴らしいと思った。物価を考えなければ生活するには困らないだろう。また国民全員か英語ができたために、国際的な金融都市として発展することができ、段々と日本と差が開いたんだろうなあ、ともぼんやり思った。
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