なぜ始まったか 分かるようで分からない きっと どうでもいいような内容で そんなどうでもいいことで 気分を害して 冷戦が始まった。 帰りの車では お互い一言も話さず 家に着いても何も話さない。 わかってる きっと、私が嫌なことを言ったんです。 でも、 嫌な態度を無言で出し続けている そんな態度に こっちも嫌になって 意地でも謝りたくなかったの。 いつもは面倒で 次の日にまわす洗い物も 喋らないようにするために わざわざしちゃったりなんかして。 いつのまにかお風呂から上
月日が経つのは早いもので 結婚して1年が経った。 正直、何か変わったかと言われれば 何も変わっていない。 お互いひとりの時間は嫌でも沢山あるし 会えない日だってある。 ふと、ひとりで車を運転しているとき 思い返してしまう。 あのとき、私が第一志望の大学に行っていたら あのとき、今の団体に所属しなかったら あのとき、ばったり再会しなかったら あのとき、連絡しなかったら あのとき、君に彼女がいなかったら あのとき、一緒に仕事をしなかったら 君の隣には いなかったかもし
遠距離の彼氏が、実は 旦那さんになった。 3月に、部屋でいつものようにごろごろしていると、突然、誕生日プレゼントの時計をくれて、結婚しようと言ってくれた。 私はもう眠くて、正直ぼんやりしていた(笑) でも、ずっといつかいつかと思っていたことが現実になるという喜びが、ふんわり心に舞い降りた。 いまは、結婚して2か月。 正直なんにも変わらない。 まだまだ遠距離のまま。 でも変わらず、まるで一緒に住んでいるかのような距離感ですぐ帰ってくる。 休みの日、こっちに帰ってき
感情なんてものは、人と一定に関わる中で、コントロールできてこそ、大人だ。 社会人として生きる中で どんな理不尽なこと言われても 心になくても 「申し訳ありませんでした。」 と頭を下げることができる。 拗ねたって、怒ったって、変わらないもの。 そうわかっている自分が 感情が剥き出しになる。 大好きな人の前で。 普通に仕事でとられても、なんとも思わない返し方。 彼にされると、とっても心がモヤモヤして、嫌な顔になって、口を聞きたくなくなる。 週に一度しか会えないの
...また失敗した。 床で寝落ちしてしまうことを、私は失敗と呼ぶ。 とっても疲れているから、こそ、 今日こそ、お風呂に入ってから ベッドで寝たいと思って帰ってきたのに 気付いたら床で寝ていた。 そして、そんな自分に嫌気がさして ひとりで勝手に苛々する。 午前3時。 へんに目が覚めてしまった夜中。 早く寝ればよいものの、なんとなく寝れない。 今日という日の終わり方に満足できず ひとりで苛立つ。寂しくなる。 遠距離の彼氏。 何を話すでもなく、帰宅後、LINE電話は朝
私は自己肯定感が低い。 こんな自分でごめんなさい、って思うことが沢山ある。 彼氏が、趣味でやっている団体のリーダーになった。 彼はあまり想いを口にしない。 団体の運営のことで、少し口論になり、彼が黙ってしまった。 そして私も黙る。 .........。 「なぜ、黙るの? なぜ、全て言ってくれないの?」 『ぼくが代表でいいのか自信がない。』 そうやって、いつも私を支えてくれる彼は ポロポロ泣いた。 『仕事でもいっぱいミスって、出来ないのにこんな奴が...
彼から 「なんか疲れた。」 とLINEがきた。 明日は土曜日。 私は休みだが、休日出勤をする予定だ。 平日、スムーズに働くため、休日中の準備が欠かせない。 彼は平日に休みがあるので、 明日は仕事。 「明日はやばい。」 明日は重い仕事があると、彼は嘆く。 とぼとぼ小雨の中歩く足音が電話越しに聞こえる。 落ち込んでるなぁ、抱きしめたいなぁ、会いに行けばよかったなぁ。 そんな後悔をしながら、電話をする。 「ねぇ、疲れたからさぁ、今から、会いに行ってもいい?」 え、
私は仕事が休み。 彼は仕事。 そんなタイミングで彼の家に来た。 彼は仕事、私はひとり。 なんとも汚い彼の家は、自分の部屋の汚さを気にしない私にさえ、掃除への意欲を掻き立てた。 漫画を整理して、読み耽り ミイラ取りがミイラに... そんな中、ある箱を見つけた。 パカッ。 そこには、沢山の手紙が。 ...ちょっとだけ、整理するためだから...。 開くとそこには、中学・高校時代の後輩や同期からのメッセージ。 「〇〇の言葉に助けられた。〇〇がいなかったらここまでや
年始、実家に帰省した。 大学時代はアパレルのバイトをしており、年末年始は稼ぎどきだったので帰れず、実に4.5年ぶりの家族とのお正月だった。 実家で飼っている犬は、気づけば15歳になっていた。 パンを狙うかわいい愛犬。 しかし、やはり衰えを感じた。 人間で言えば70歳くらい? あまり吠えなくなったし、体の至る所におできができていたし、毛も季節関係なく抜ける。 秋頃は、ごはんも食べない時があり、足を引きずるときもあったそう。 いつか、いや、近い将来。 この子は死んで
新年早々、お気に入りのイヤリングを片方落として、悲しみの雨に降られていた私。 実家から帰宅し、彼が買ってくれたというイヤリングを楽しみに机の上を見ると、こんなものが。 待て、待て待て。 かわいすぎかぁぁぁあ!!私はひとりで叫んだ。(笑) こういうとこです。 彼の好きなとこ。 ただ、ぽんっと買ったまま置いとくんじゃなくて、こういう、 キュンとする工夫が好きなんです。 と、愛を語りながら、私は彼がマッハでは帰ってこないことを知っているので、ゆっくり帰りを待っています
1/1 初詣に行きました⛩ おみくじは吉。 なのに、お気に入りのイヤリングを片方無くす。 ちーん。 悲しい。悲しみ。悲しみの雨。ザー。 わりとお気に入りでした。 結構引きずってました...。 そして、帰宅し 茹で卵を作ろうと冷蔵庫から卵を出しました。 すると、見事に がっしゃーん と卵を、ぶち割る...。 ちーん。 悲しみ。私、凶ですか? かなしみのあめ... しかも、ごはんを作った後、寝落ちしてしまうというオチ。 お風呂入りたかったのに... ぁあ
2019年が終わった。 2019年。 私は新しく社会の仲間入りをし、働く、を味わった。 その中で、自分の基準とは、全く違う人間に出逢った。 違う価値観、自分の当たり前が通用しない世界に苦しんだ。 秋、自分で自分を、支えきれなくなった。 そんな中、私の全てを認めて支えてくれたのは、彼だった。 私は、自分で自分を支えきれなくなって初めて、人に頼るのが下手だったということに気付いた。 なぜこんなにも、心がぐちゃぐちゃして 勝手に涙が出るのか。 誰かに話したかった。