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長い旅のはじまり~地方創生の現場へ、いざ~
7月初旬から引きこもりつつ、「かしこさラボ」の運営を進めて早2か月強、「日本が生き残るためのグランドデザインを想定しながら、モデルケースとなる部分最適を作る」「天下国家を支える人材の育成」「自己満足を生み出せる受け皿を準備する」といったコンセプトに基づいて考察を深めてきた。
その過程で、現在の私の興味の中核をなす「地方創生」や「教育」について、様々な活動や制度を知ることができた。特に「NextCommonsLab」や「神山まるごと高専」などに大いに触発され、頭が久々に稼働してきた。
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今回の旅の目的
そして、とうとう「行動」フェーズに突入する。
年齢も若くはない、お金もない、デジタル人材でもない。ちょっとしたオツムとバイタリティでどこまで走り切れるかは疑問だが、ノマド(遊牧民)的な欲求がかなり昂っているため、楽しみでしかない。
もっとフットワーク軽く、数多くの地の情報収集の旅に出かけたいのだが、2か月引きこもったせいでかなりの金欠状態。効果的な活動が必須となる。現在首都圏在住なので、移動コストの少ない関東近郊で選んでみた。
また、地方創生の移住には「住民票を移す」条件が付いて回り、一度移住すると期間的な制限も多い。起業が条件になることも多い。決定には慎重さと大胆さのバランスが求められる。
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目的地① 福島県南相馬市小高区
・地方創生活動の先駆者的存在
・人口が0になった被災地域
・小学校の統合が進む地区
・NextCommonsLab南相馬
・ICCカタパルトで優勝の和田さんが指導者
すでに移住して起業した先人と語るツアーに参加し、アテンドで周辺を物色、コワーキングスペースやカフェ、観光資源である乗馬などを堪能する予定。ただし、私は観光客ではない。ここへの移住は「起業が前提」となる。ある程度、インフラ的なものは整ってきた中で、第二フェーズを迎えつつある環境において、活躍の場があるのかをしっかりと見定めてきたい。
目的地② 茨城県筑西市
・トカイナカの候補として
・魅力度ランキング最下位脱出の茨城県
・人口10万人の郊外型都市
・ほとんどが平野部で農業が中心
・中学校の統合が進む都市
食と農業の現状把握が中心となるだろう。地方創生の動きについても、地域の若者がやっている既存の活動が存在するのでヒアリングをする。コワーキングやカフェ以外の可能性を徹底的に考える機会にしたい。
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他にも、以前お誘い頂いた加藤和さんの高知のコミュニティや、神山まるごと高専のある徳島県神山町、教育との親和性の高い活動をしている宮崎県都農町なども見てみたいのだが、現在の家計だとかなり苦しいので、後日検討することにしようと思う。
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体験談や考察は、後日記事にしてアップします。
ボブ・マーリーとドレッドのヅラともに、いざ出陣。
”Don't give up the fight ”
(2022/9/16)