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[追われるシゴト、追うシゴト]Vol.6
今日は、昔懐かしい遊び[ケイドロ(警察/泥棒)]の話をしましょう。
私の出身地の福岡では、[ケイドロ]と言っていましたが、[ドロケイ]や[どろじゅん]など様々な呼び名があるようです。
あなたは、[警察]になった時と[泥棒]の時、
どっちが好きでしたか?
私は、
[泥棒(逃げる方)]
が好きでした。
足は速い方でしたので、
鬼に追われても逃げる自信があったし、
捕まった仲間を助けることに
変な正義感(泥棒なのに[笑])がありました。
友達も
警察より泥棒のほうが人気があったように思います。
子供は
追われる方がスリル感があって楽しかったのでしょう。
そもそも、
人は[追われる]ということにスリルを感じてしまう
生き物ではないかと思っていますが。
では、
大人になって、
仕事となると・・・
[追われること]に
ストレスを感じるのです。
なぜか?
ケイドロは遊びで楽しむもの
だから楽しいことをすること前提で
警察と泥棒の役割を担当する。
1ゲーム終わると、
泥棒役は次は警察になれるし、
そのままでもいい。
という自由設定の中で、
非日常の[追われるスリル]を体感したい欲求をかなえる遊び
これは、
[楽しむことが前提]の下、
[自由に設定できる]中で、
[本能的にスリル]を体感したい
から
[追われる]泥棒を好んでいたのではないでしょうか。
しかし、
こんな楽しい遊びも!
誰かの指示の下、
毎回、毎回、毎回、
泥棒役ばかりをやらされたら?
しかも、捕まったら怒られる!
それを何か月も数年も・・・
どうなるでしょう?
泥棒役なんて大っ嫌いになるでしょうし、
ケイドロ、二度とやりたくないでしょう。
これが、
仕事にも言えると思うのです。
誰しも最初から仕事が嫌いだったり、
楽しくなかったりするでしょうか?
仕事を始めたときは、
不安ながらも、ワクワクしていたはずですし、
仕事を任せられて、
追われ始めたときは、
スリルも感じていたことでしょう。
でも、
非日常だったスリルが、
日常化していくことで、
苦しくなっていく。
そして、
「追われること」が
ストレスになっていく・・・
結論、
シゴトだろうが、
遊びだろうが、
「追われ続ける」と
ストレスになりますよね。
ここに
「追われるシゴト」から
「追うシゴト」
へシフトするヒントが隠されているのです。
(Vol.7へ続く)