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66日ライティングxランニング(シーズン2)ライラン140字小説〜見上げれば月

書くことは走ることに似ている。

現実とフィクションを織り交ぜた140字小説をお届けします。

前回はこちら→


20/66話→


ライティングにおける「感情」に向き合えば、どうなるか。

自分の中で「変化」が起きます。



井戸の底から見上げれば月。

這い上がれるのか? 道具はないのか? 横道下道はないのか? 声を出せば外から何か降りてくるのか?

何もしなければ、そのまま。
変化こそ成長だと信じよ



ライティングとランニング、この共通点を考察しながら短編140字小説で毎日リレーして書いています。

まずは日記的な内容です。

66日ライティングxランニングっていう毎日note投稿しようという企画に参加させてもらっています。

最近、そのゆるやかなコミュニティの中で繋がりが見つけやすくなっているメリットがあることに気づきました。

例えば。

note界の大海原に、小舟がひとつプカプカわたし。

あたりにはnote大航海時代に狼煙をあげる舟たちが山のようにいる。中には大船団もあるようだ。

お、ライラン漁港が見えたから立ち寄ってみようか……

「おっとアンタはどっから来たんだい?」
「船乗りの新入りさんかい、頑張んなよ!」
「おいおいありゃ〜界隈じゃあ『伝説の船乗り』と呼ばれてるお方じゃないか……(あとでサインもらお)」

そんな風に少し閉じられた世界があるおかげで出会える人やアツかったりヌル面白い記事に出会い易くなる。

そこで私がウッワ!!! と思った記事をご紹介します。同じライランナーのテシマユリコさん。

この記事の中で、彼女自身も『ストンと腑に落ちた』と仰ってて、私自身も『まさにそうだ! これだ!』と両肘を打った。いや、膝だった。(ここでこんなボケは要らないですか、そうですか……)

その言葉がこれ。

書くこともアートの一つ。


この一文に全てが込められていると思ったので、私はなにも装飾しません。ただご紹介したかったのです。ついでに私の小ボケを聞いて欲しかったのです。(結局そっちなんかーい!)

なんかスゴくないですか?

正直結構な衝撃を受けました。テシマユリコさん、20/66日目にしてなんといい記事出されてるのか。他の記事も拝見させていただきます♪

とにかく下記、必読でお願いします!!
きっとアナタも両方の"アレ"叩きたくなりますよ……


せっかくなので、短編小説の補足も少しだけしますね。ここからはついでで読んでみてください。

まず、ランニングにおける「汗」とライティングにおける「感情」は似ているということ。

汗はすぐに拭くことで本来の役割を失ってしまい、そのあとの体への負担が増加します。

つまり、書くことで大切なのは自分の中から溢れ出してくる「感情」であり、すぐに蓋をしてはいけないのではないかという仮説を立てました。

喜怒哀楽の感情と向き合えば、何が起きるかを「変化」と結論付けてみました。

上のたとえ話のように、井戸の底にいるワタシが負った深い絶望感をなかったことにするのは『嘘』だと思います。それをやっちゃうのはパリピか変な宗教団体だけです。お気をつけて。

絶望感を受け入れた後に、次にどうするかの「変化点」「行動」が未来を変えるだろうという話に繋がります。

だから書くことを突き詰めると変化に行き着くのです。


<今日の短歌>

コロナ陽性の診断が下り、朦朧としていた山は超えたと思います。今日も平日しか空いてないかかりつけ医で頓服薬を処方してもらってきました。

咳、喉の痛みがすごくて、言ってる間に鼻水が止まらなくなったんです。

鼻をかむたびに、これどんだけ出るんやろ? なんて考えながら作った短歌です。

最後のひとかみで、シュッと消えゆくなんて想像したら面白怖くないですか?


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