毎日更新が途絶えてどんより→前向きになるまでの話
目が覚めた。
場所はベッドの上。
部屋の電気は煌々と点いている。
ハッとして枕元上方にある時計を見る。
0:40
瞬時に頭の中でどこまで自分がやっていたかキュルキュルと記憶のテープが巻き戻る。けれども、その巻き戻し再生の中には「noteに投稿した」という事実は残念ながら見つからなかった。
あぁ、終わった……
まただ。また、やってしまった。
自己肯定感がぶっ飛んだ。
心の中でコツコツと組み上げてきた木組みのロッジのような家は、突然現れた線状降水帯による集中豪雨と洪水によって流された。
今、私は泥だらけの更地に佇んでいる。
ちなみに私は「自己肯定感」という言葉が嫌いだ。
確かに間違いなくソレはあるけれど、誰もが無条件に偶像崇拝のように口にする姿や誰かに踊らされているフォーマットが嫌いなのだ。
あいや、話を戻そう。
毎日投稿(※)に挑んで前回は紛いなりにも56/66回目まで続いていたのに、今回は22/66回目まで。ちょうど1/3、やはり66日間って長いけれど、それ故に習慣化が定着する日数なのだと実感した。
※毎日投稿……66日毎日noteに何か投稿する(つぶやき投稿もあり)という「66日ライティングxランニング」企画参加していました
今日はコロナ罹患明けなのでマスクしながら、気晴らしに人気の少ない場所に車で買い物に出掛けた。
車中運転をしながらも、妻の話を聞いていながらも、どこかで頭の中に「ライランが途絶えた」ことが近づいては遠ざかっていく。
話の途中で「聞いてる?」なんて言われてしまって、「んああ、聞いてる聞いてる(←2回言ってるダメなヤツ)」なんてそっけない返答をする始末だった。
やってしまったことは仕方ない。
そんなことは百も承知。問題は次だ。さて、どうしたものか。
ライランが始まった当初はつぶやきも辞さないと書いといたし、呟いていた。
しかし、なんとなく走り始めてからは定型で140時小説を書くことをマイルールとして制定して、ついでに補足だったり、日記のような日々の出来事を紹介していくフォーマットが出来上がった。
だんだん140時くらいなら書けるはず、というう慢心とプライドのようなものが強固になっていくのが自分でも分かっていた。
で、コロナ禍明けて平熱にもなったと言うことで低アルコール飲料を晩御飯どきにゴキュゴキュプハーと飲んでしまう。
冒頭の状況に戻る。まぁ、ベットで横になるなという話なんだけれども(笑)
このまま暫く探さないでくださいと、言いつつも「書く」から距離を空ける道もあった。
レースは外れた。
みんなの背中はもう追いつかない先にある。
けれども、同じコースでもなんでもなくなるけれど、のこり2/3日分の140時小説は続けてみようと思った。
誰も読まないかもしれないけれど、書きたいのだ。短歌も今めちゃくちゃ楽しくて書きながらひとりでウホウホとゴリラばりに言いながらドラミングしたくなっているから書こう。
以前もつくったけれども、今回も引き続き
#ひとり66日ライラン
のタグをつけながら、残り日数分走ってみることにした。目的はその日数分の140時小説を書いて、しっかり着地させることだ。
クリエイターになりたいなら、それぐらいできなきゃと思うから。よし、やろう。
本家ライラン参加者全員の記事はこちらです。