【ことばの木】043. 逆上がりを思い出せ
どうも、はじめましての方と再来の方へ、たつのこ龍次郎と申します。
人の心に触れる言葉を紡ぎたい、そんな男です。
普段は何も考えてないフリをしているようで、本当に何も考えていません(笑)が、時々考え事をするのです。
そんな考えごとの中から降って湧いてきたことば、本日ご紹介することばは、こちらです。
【今日のことば】
逆上がりを思い出せ
【ことばが生まれた時】
2016/12/07 に生まれました。
子連れで手を引くお母さんを見て思う。
子ども一人では歩くことすらままならない。
ふと、自分の子ども時代を思い返すと、体育の授業で鉄棒の逆上がりをしていたことを思い出した。
錆臭い鉄の棒を握り締め(あの時の手の匂いったら…)ドタバタしながら走り出して空中に足を放り出す。
重力という自然の摂理に従って、無残にも一回転せずに足はそのまま地面に落下してくる。
何度やっても同じことの繰り返し。。。
**「出来るようになるとは思えない」 **
それが正直な感想だった。
うまく回る他の子どもを横目に、自分との違いを知ろうともせずに、何度もがむしゃらに走ってはドスン、走ってはドスン…
あるタイミングで、コツを教えてもらって、何度かやってみると
**「出来た!!」 **
(あの時の喜びったら、もう〜〜〜!!)
あの時にやり遂げた喜びの感覚は、大人になった今でも「同じ」なんじゃないかと、思った。
キャッチコピーは
『逆上がりを思い出せ』
(もしも逆上がりができない子どもだったら、別の"がんばって出来たこと"に置き換えてみてくださいね!)
【今、思うこと】
自分で一度でも「無理!」「できる気がしない」と思ったこと。
よく考えてみたら、ひとりで無理なことも周りのみんなに『コツ』を教えてもらったり、応援してもらって『希望』を胸に抱き続けていたら、突然できるようになりました。
これって、真理なのかもしれない…
では、また気にいっていただけたら、どうぞお越しになってください。
(photo by ぱくたそ、ゆうきちゃん)