今週のニュージーランドの新聞記事より- 家庭内暴力が理由なら別居から2年経たなくても離婚できるようになりました
この週末は、レイバーウイークエンド(Labour weekend)で、月曜が祭日なので3連休。
何となく嬉しいです。
今週はカフェに殆ど新聞が無かったのと(上の写真は先週のもの)、先週末は調子が悪くて記事を書く気力がなかったので、先週の新聞記事からアイデアを得て、今回の記事を書くことにしました。
ニュージーランドでは離婚を申請するには、2年間の別居期間を必要としています。
今回の記事は、家庭内暴力のために別れたカップルは、2年の別居期間を置かなくとも離婚を申請できるようになる、という記事です。
元記事はこちらです。
今までは、別居していても、2年間は法的には夫婦であり、被害者となった配偶者はそれに縛られていました。
2年間待たなくても、法的に夫婦関係を解消できる事は、被害者には有益な事でしょう。
日本ではどうか、をちょっとググってみると、日本の方が自由度が高そうで、驚きました。
日本では、単に別居して、そこから離婚に持ち込むには3年から5年かかるとありましたが、「不貞」とか、「暴力」とか「精神病」とか、もっともな理由があれば、長期に待つ事なく、裁判所の裁量で離婚が認められるみたいですね。
(実際にそうなのかは、経験者の方に教えて頂きたいです。)
日本では中絶に男性側の承諾が要るのですよね。
ニュージーランドでは、女性の意思だけで中絶できます。
こんな事から、日本は家庭内暴力の被害者(多くは女性)にも、優しくない国なのかと思いましたが、離婚に関しては日本の方が自由度高そうです。
勿論、離婚に至らないに越したことはないのですが、
上手く行っていない夫婦生活、家族の生活を、続けるのも
関係者の全人的健康に影響を与えますから、
選択の自由度が高いのは、ありがたいことだと思います。
ニュージーランドでは、数日前から急に暖かくなり、
とは言え最高気温が20度くらいで過ごしやすいです。
今日はとてもいい天気。
では、皆さんも良い日曜を。