村瀬秀信『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』
1955年の阪神タイガースを率いて、わずか33試合で解任された謎の監督、岸一郎。オーナーに独自のチーム再建論を投書して就任が決まったという、にわかに信じがたい逸話で知られる謎の老人監督の実情を追ったノンフィクション。
ここ数年、プロ野球の試合はまともに見ておらず、ネットで成績を追うくらいなのだが、中村勝広~第一次岡田政権までは熱心にタイガースを追っかけており、プロ野球関連の雑誌やら書籍などもそれなりに読んでいたのだが、岸一郎については「なんかすぐクビになった監督がいた」く