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歯磨き粉使いすぎていませんか?
2025年12月、東京都杉並区に「のだデンタルクリニック西荻窪院」を開院します! 当院は、患者さん一人ひとりの健康と笑顔を守ることを大切にし、予防歯科にも力を入れています。
さて、皆さんは毎日の歯磨きで、歯磨き粉をたっぷり使っていませんか? 「たくさん使ったほうが効果がありそう」「スッキリするからいっぱいつける」 そんなふうに思っている方は、実は要注意です。
実は、歯磨き粉の使いすぎは逆効果なんです!
歯磨き粉の使いすぎがもたらす3つのデメリット
泡立ちすぎてしっかり磨けていない 歯磨き粉をたくさん使うと、泡立ちが多くなりすぎて、短時間で「磨いた気分」になってしまいます。 しかし、実際には歯の汚れは十分に落ちていないことが多いのです。
研磨剤が歯を傷つける可能性がある 歯磨き粉には研磨剤が含まれているものがあり、適量なら問題ありませんが、 使いすぎると歯の表面を傷つけることがあります。 特に力を入れてゴシゴシ磨いていると、知覚過敏の原因になることも。
フッ素がしっかり作用しない フッ素は虫歯予防にとても有効ですが、 使いすぎた場合、うがいで全部流れてしまい、効果が半減してしまいます。 適量を使い、適切な回数のうがいをすることが大切です。
適切な歯磨き粉の量とは?
では、どれくらいの量を使うのがベストなのでしょうか?
✅ 大人の場合:歯ブラシの毛先に1〜2cm(市販の歯磨き粉チューブの約1/3くらい)
✅ 6歳以上の子ども:5mm〜1cm程度
✅ 3〜5歳の子ども:米粒大〜5mm
✅ 2歳以下の子ども:米粒大
特に、小さいお子さんはフッ素の取りすぎを防ぐためにも、適量を守ることが大切です。
歯磨き粉を選ぶポイント
フッ素がしっかりと入っていること フッ素は虫歯予防に欠かせません。6歳以上は特に1500ppmのフッ素濃度が望ましいとされています。 ちなみにppmとは「100万分の1」という単位で、歯磨き粉の成分表示にも記載されています。 ぜひ、お使いの歯磨き粉のパッケージをチェックしてみてください!
低発泡のものを選ぼう 泡立ちが少ない歯磨き粉は、磨いている最中にしっかりと歯の汚れを落としやすく、 磨き残しを防ぐのに役立ちます。特に丁寧なブラッシングを心がけている方におすすめです。
研磨剤は入っていても微細粒のものにしよう 研磨剤が粗すぎると歯の表面を傷つけてしまうことがあります。 そのため、研磨剤が入っている場合は「微細粒」と記載されているものを選びましょう。 歯のエナメル質を守りながら、しっかりと汚れを落とすことができます。
歯磨き粉の正しい使い方のポイント
ブラッシングは2〜3分かけて丁寧に
うがいは1回だけ、少量の水で(フッ素を残すため)
夜の歯磨きは特にしっかり(寝ている間に虫歯菌が活発になる)
適量の歯磨き粉を使い、正しく歯を磨くことで、虫歯や歯周病を効果的に予防できます。
まとめ:予防歯科でお口の健康を守ろう
歯磨き粉は「たくさん使えばいい」というものではありません。 適量を守り、正しく使うことで、最大限の効果を発揮します。 日々のケアを見直し、虫歯や歯周病を防ぎましょう!
当院では、予防歯科を重視し、お子さんから大人まで安心して通える歯科医院を目指しています。
のだデンタルクリニック西荻窪院では、一緒に働くスタッフを大募集しております! 患者さんの健康を守るために、私たちと一緒に頑張りませんか? 興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!