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歯科ディーラーのフェアに行って来ました

みなさんこんにちは
2025年12月東京都杉並区にのだデンタルクリニックを開院予定の
歯科医師の野田裕亮です。

先日、東京国際フォーラムでKO.Dental Fairに行ってきました!

KOデンタルは歯科のディーラーさんで
歯科器材や歯科材料の販売・提供やメンテナンス・サポート、
そして開業時などのコンサルティングなど
歯科医院を開業、そして経営していく上で欠かせない業者さんです

関東の歯科ディーラーさんといえばKOデンタルというくらい有名な
ディーラーさんで本社も開業予定地から目と鼻の先。
とてもご縁のある会社さんです。

KO .Dental Fairは2年に1度行われる最新機器や歯科材料が展示される大きな
イベントで、勤務医時代から毎回参加しています。


前回のKO.Dental Fair
前回のKO.Dental fair

ここでは最新機器に触れることができたり、人気講師のセミナーを受講することができたりととても深い学びを得ることができる「祭り」です!

今回は初めて開業を見据えた視察を行って来ました!

まず1番に視察したかったのはマイクロスコープ

精密な治療を行うために必要なマイクロスコープですが、
現在のマイクロスコープの普及率は5〜10%程度を言われています。
高額医療機器ですから自費の根管治療の医院さんくらいでしか
あまり見かけないかもしれません。

普段の診療ではマイクロスコープを使用した拡大治療をメインとして
行っておりますが、
開業時には歯科医師だけでなく歯科衛生士さんにも
治療・メンテナンスともマイクロスコープを使用した診療を行ってもらいたく
歯科衛生士さんでも取り扱いのしやすい
機動力の高いマイクロスコープを求め探し歩きました。

マイクロスコープによる拡大治療は治療の精度を大きく向上させる

以前に比べマイクロスコープを使用しての診療は歯科医師だけでなく
歯科衛生士のメンテナンスでも使用している医院が増えて来ているようで、
ガッチリした重装備のマイクロスコープだけでなく写真のような
必要最小限の機能に抑えたマイクロスコープが各社展示されており、
時代を感じました。

マイクロスコープのメリットは拡大視野だけではありません。
写真のようにマイクロスコープで見えている画像がディスプレイに
映し出されるのです。


拡大鏡(ルーペ)

私も手術時に拡大鏡(ルーペ)を愛用していますが、
拡大鏡は機動性は良いものの録画機能を持つものはほとんどないため
患者さんにお口の中の情報を画像を見ながら伝えることができません。


マイクロスコープによる根管治療 根管内にヒビが入っているのが見える

マイクロスコープであればお口の中の状態を患者さんと共有できるので、
正確な治療だけではなく、患者さんに今の状態を知ってもらうことができるので、
安心して治療を受けることができるのです。

これが治療だけでなくメンテナンス時に導入できれば
治療になるずっと前から虫歯の早期発見ができたり、
歯周病治療の確実な施術ができたりと
自分が受けたい医療を患者さんに提供できるのではないかと
勤務医時代からずっと考えておりました。

保険診療でも変わらずに使用することで
すべての患者さんに変わらない医療が提供できること
そして若手の歯科医師・歯科衛生士でもマイクロスコープの技術を
身につけられること

これは絶対に譲れない私の方針であります。

導入予定の自動精算機 キャッシュレス決済は歯科医院でも標準装備になりつつあります

自動精算機も視察に来ました。
私自身キャッシュレス派なのでQR決済やクレジット決済のないお店には
あまり行かず現金を普段持ち歩きません。

勤務する歯科医院でも初診時に
「(クレジット)カード使えますか?」
と半数以上の患者さんが聞かれるほどです。

今や採用難の時代。歯科医師・歯科衛生士だけでなく歯科助手・受付さんの採用も
なかなか厳しい時代になっています。
よく「2040年問題」と言われていますが人口減少・高齢化の波は
もうすぐそこまでやって来ています。
他業種でも例えば、スーパーやコンビニでもセルフレジがあったり、
今まで現金のみだったお店も
クレジットカードやpaypayが使えるようになったりと消費者の利便性だけでなく
従業員の負担を減らしたり、少ない従業員でも業務に支障が出ないようにと
企業努力をされています。

歯科医院でも会計を自動化することによりできた時間で
患者さんとコミュニケーションをとる時間を多く取れるような
歯科医院づくりができればと考えております。

11月には東京デンタルショー
もっと大きなFairが待っています。
もう一度自分のビジョンを見つめ直し、視察をしてこようと思います。
11月が楽しみだ🎶


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