051: StreamYardはどのようなスタイルのライブ配信と親和性があるか?(Podcast)
プライベートでは編集をできるだけしたくない(オシゴトは止むなし)ノダタケオが、毎週木曜日21時ぐらいからYouTube LiveとPeriscope(Twitter)で編集を必要としない大好きなライブ配信のコトを中心としたトピックを小一時間ほどお話しする「ノダタケオ #ライブ配信 なんですけど」のオーディオ版アーカイブ(Podcast)。
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やっとStreamYardを試してみた…
遠隔で演者をつなぎネット越しに会話をしながら、YouTubeやPeriscopeなどへライブ配信もしてくれるクラウドサービス「StreamYard」をやっと本格的にお試ししてみました。私の周りですでに使っている人が多いように感じます。
StreamYardはどのようなことができて… などの説明はすでにいろんなことが書いていらっしゃるのでそちらをご覧いただくとして、このnoteでは「StreamYardはどのようなスタイルのライブ配信と親和性があるか?(雑感)」を簡単に書いてみたいとおもいます。
演者がすべて遠隔(リモート)であること
StreamYardは演者がすべて遠隔(リモート)で出演するスタイルのものに最も親和性があります。
つまり、スタジオ的な場所に演者が2〜3人いて、その他の3人ほどをリモートでつなぐ、ような中途半端な形はStreamYardはあまり適しません。みんな(全員が)それぞれのおうち(のようなひとつの場所)から一人ずつ出てきて、ネット越しで会話するのが一番(使い方的に)わかりやすいと思います。
内容は「トークが中心」であること
下のYouTubeアーカイブをチラ見して頂くとわかるのですが、StreamYardを介して流す音楽BGMは良い音質でライブ配信上へ流れません。
トーク中にBGMを流してしまうと、StreamYardへゲストで入った人たちにもそのBGMは流れてしまい、音声を打ち消し合い、トークの明瞭度が下がってしまう印象があります。
ストリーミング(Go Live)を始めた直後、番組が始まるまでの間は"無音状態での蓋絵"で始まり、番組が締まりストリーミングが停止するまでの間も"無音状態での蓋絵"で終わるぐらいの割り切りが必要な感じがします。
動画も同様です。ちょっとなんとなくそれっぽく参考までに見せたいような動画であれば、ブラウザの画面共有で見せてしまうのもアリなのですが、「ガチな(魅せる)オープニングムービーを流したい」なんてときには向かないような印象があります。
簡単なSEぐらいに留めておくのが良さそうです。
機材つなげるのは不得意だが、なんか操作するの得意な人向き
StreamYardはライブ配信のための機材をほぼ必要としません。必要な機材といえば、最低限(WEBカメラがついた)パソコンさえあれば可能です。ゲストならスマートフォンでもOK。
あえていうならば、マイクとオーディオミキサーを用いるなど「音のクオリティー」はあったほうがいいかな、ぐらいです。
一方、ビデオスイッチャーやカメラは無くても(パソコンの内蔵WEBカメラなどで)良いぐらいです。なので、あれこれ機材をつなげなくてもとりあえずそれっぽいライブ配信ができるのがStreamYardの最大の特徴とも言えそうです。
そして、ZoomミーティングやGoogle Meetのようにビデオ会議のカタチで、ひとつの場所に集まらずとも、ネット上で繰り広げるトーク(ディスカッション)の様子を画面レイアウトを(ビデオスイッチャーを使っているかのように)変えることができるのも魅力。
それを操作することでなにか画面が変わっていくのが面白い!という人に向いていそう。
背景画像や透過ファイルを用意すると(見た目が)より良く
予め仕込みが必要になりますが、StreamYardでは16:9の背景画像を設定したり、ロゴなどの透過ファイルを用意しておくことで、より見た目が良くなります。画面レイアウトのデザインセンスが少し求められてしまいますが、作り方によってはオリジナリティーがある見せ方をすることが可能です。
この辺は、StreamYardを使う人たちの(デザイン)センスに依存をしてしまいますが、この工夫を如何にするかも腕の見せどころのようにも感じます(わたしはここはあまり得意ではないので下記のアーカイブではかなり殺風景になってしまいましたが…)。
StreamYardそのものはとても良くできたサービスであり、ライブ配信に興味はあるけれども機材は得意じゃない… という人にも比較的手軽に使うことができるサービスとしてしばらく流行りそう(もうすでに流行ってるけど)な気がします。
あ、ちなみに、StreamYardは演者3人以上でトークすると、レイアウトの切り替えがいろいろ楽しめます(ぜひひとりしゃべりではなく、6人以内の複数人がオススメ)。
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