中世の街 Uzés & Avignon へプチトリップ
- 2018/02/10 -
今日は土曜日で学校はお休みだけど、事前に申し込んでおいたアクティビティへ参加するために早起き。
このアクティビティというのは、語学学校が外部の業者と提携してカリキュラムに取り入れている活動で、学生以外にも一般人や観光客も参加できる。
有名だけど車じゃないと行けないような観光地に、送迎を含めて20€~50€前後で連れて行ってくれる。
(値段は行き先による、申し込みの時点で学校に直接支払う)
当日は、一緒に申し込んだクラスメイトの日本人の友人と、集合場所付近で早めに待ち合せ。
…が、集合時間30分前を切っても、誰も来ないし、バスらしきものも停まってない。
2人して、まさか集合場所を間違った?と不安になる。
というのも、学校に掲示されていた集合場所の地図の指示がかなりざっくりしていた上、実際の場所はただの交差点なので目印になるものが何もない。
まわりをウロウロして他の参加者を探す。
もしも合流できずに車に乗れなかったらお金の払い損だし、せっかくの休日が白紙に…
そんな不安な気持ちが漂う中、キョロキョロしていたら6~7分くらい前になって語学学校の学生っぽい人たちがちらほら見えてきた。でもみんなここが集合場所なのか不安そう。
結局業者が来たのは集合時間の直前で、これがフランスなのかと納得した。
案内の人がささっと点呼をして、終わった人から運転手がワゴン車に乗るよう促していた。(観光バスではなく、ワゴン車2台でちょっと意外だった)
日本人の女の子が一人合流できていないようで、駅付近まで行って大声で名前を呼びながら案内人と友人と3人で探したのはちょっとレアな思い出。
でも結局見つけられなかったので、やむなく2代のワゴン車は出発。
車に揺られての遠出なんて初めてでウキウキしたけれど、フランスの環状交差点の遠心力にたびたび身体を持って行かれそうになって怖かった。
(環状交差点:中心の島の周囲を一方向に周回する信号のない交差点)
ひとまず無事に、目的地1つ目のユゼスへ到着。
案内人に解説してもらいながら、歩いて街を観光する。
友人と、横から聞こえてくる英語やフランス語の解説を耳で拾いながら、歴史を考えてるのが楽しかった。(でも実際はところどころしか聞き取れていないので、こうなんじゃないかあぁなんじゃないかと予想しているだけ。)
この家も何かけっこう衝撃的な歴史を聞いた気がするけど、忘れちゃった。
フランスは、ドアがとにかくかわいい。
ついついドアの写真ばかり取ってしまう。
この色とシンプルな装飾がたまらない。
こんなところ歩いてみたい。
内側はどうなっているんだろう。
ずっと壁が続いているけど、家の区切りはあるんだろうか。
窓とカラフルな雨戸も大好き。
窓の作りが独特。
坂がけっこう急!
でもここもモンペリエと似ていて、道が狭いので車が通れない。
郵便屋さんも大変だな。
かわいい陶器のニワトリ。
石畳の道と、そこに映り込む木の陰の組み合わせがすごくすき。
やっとのことで、お昼ごはん。
周りのみんながこぞってバケツに入ったムール貝をむしゃむしゃ食べている店で、こじんまりとしたものを頼む。
…が、思いのほかおなかに溜まる。やっぱり多い。(しかも13€と何気に高い)
移動時間も迫っていたためデザートまでは食べられず。
午後からはまたワゴン車に乗って、今度は目的地2つ目のアヴィニョンへ。
ここはアヴィニョン教皇庁で、1309年にローマから移されたのだそう。
(つまり、全カトリック教会を統治するところ)
1791年のフランス革命後まで、このアヴィニョンは教皇領だったようです。
(21/05/26に調べなおして追記しました!)
この建物に入る直前で、なんとワゴン車に乗れなかった女の子とまさかの合流!
自力で、しかも一人で来たなんてすごすぎる…
こんな見知らぬ地で、知ってる人もいないグループに合流なんて奇跡では?
広場にあった劇場?かな。装飾が素晴らしい。
ちゃんと歴史を学びなおして、もう一回歩き回りたいな。
プチ・ルーブル。…気になる。
広場には大きなメリーゴーランド。
実はこの日、天気はいいけれど風が強すぎて極寒。
外にはいられなくて、夕方の自由時間はずっとカフェで暖を取っていた。
フランス人は寒さをあまり感じないのだろうか。
これは何かの建物の天井絵。
どこを向いても興味深いものがいっぱいで、見逃さないようにするので目が忙しい。でもそれが私にとっては何より楽しい。
帰りに、ワゴン車の中で案内人の人と少しフランス語で会話ができた。
日本にも興味を持ってくれていて嬉しかった記憶がある。
夜ご飯は昨夜のローストビーフの残りと、デザートにクリーム・オ・ショコラなるものを頂いた。しいて例えるならムースみたいな感じ。
でもチョコムースだと思って食べたら、たぶん日本のものの方が美味しい。
(そもそもチョコクリーム苦手だけど経験と思って食べてみた)
さて次回は、料理上手なマダムとガトーショコラを作る休日のお話。
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