【東京近郊みちしるべ】千葉市科学館
千葉の動物公園を出て、千葉駅まで戻り、今度は千葉市科学館に行く。
7時くらいまで開いているらしい。
モノレールに乗って一駅くらいらしいが、千葉市内もあまり歩いたことがないので、大通りを歩く。
街の景色が何となく池袋辺りを思い出す。
15分か20分くらい歩くと、科学館が入っている『きぼーる』という近代的な建物に着く。
確か7階。
直通のエレベーターは昏く、天井には星空をモチーフとしたような飾りがある。
館内は新しいのか、デザインからして今風で、科学的な遊びを通して学べるようになる。
小児のころ、家にこの型のクーラーがありました。エアコンではなくて、クーラー。リモコンは、ワイヤレスではなく、クーラーの下に線でつながって、壁に取り付けてありました。
CDラジカセとか、当時は私でさえ、持っていました。
こちらがラジカセ。ラジオ付きカセットテープレコーダーですね。
もちろん、持っていました。
昔のテレビは、木のぬくもりを大切にしたものです。
こちらの赤いテレビも屋根裏部屋にありました。
一日かけても全部できるかどうかくらいたくさんある。
日曜の夜であるから、人は少ない。
大学生風の二人がエコのコーナーにいるのを見かけたくらいです。
自分は宇宙のコーナーで天体について学んだあと、垂直跳びが測れる機械の前に立った。
昔は、手に石灰を着けてとんだものであるが、今や一度機械の板の部分に手を当てれば後は跳ぶだけである。
説明によると成人男性の平均は53cmとある。
どの辺までの成人なのか知らぬが、自分は高校の時に65cmほど跳んだことがある。
運動をろくにしていないし、この半年ばかり引きこもっていたがまあ50cmくらいは跳べるであろう。
自分は計測スタートのボタンを押し、手を板にあて、膝を曲げて飛んでみた。35cm。
自分は機械の脇で、屈伸したり、手首を動かしたりして見た。
再び飛ぶ。32cm。
それから三度四度飛んでみたが、最高は最初の35cmであった。
自分は機械を離れ、また別の測定装置の前に立った。
動体視力を見る機械である。
画面に出てくる絵を瞬時に見て、正解のボタンを押す。
何問か解いてみたら、どうも良い点数な気がする。余り間違えなかったようでもある。
すると、今日、この機械に挑戦した人々の順位が出てきて、自分は二位との事であった。
自分は視力が弱いのであるが、動体視力は良いらしい。
それがどういうことなのかよくわからぬ。
しかし、自分は結果に満足し、科学館をあとにして、駅までまた歩いて戻り、電車で帰った。