ネコの気持ち
我が家には2匹の猫がいます。
キジトラの男の子
シャム系の女の子
両方保護した猫ちゃんです。
猫は飼い主を選ぶとは聞いていましたが、
2匹ともしっかり飼い主を選んだなぁというエピソードがあるので共有しますね。
一匹目のキジトラ。
このこは、私が車で轢きかけたニャンコです←!!?
夏の夜。車で帰宅していた私。
家の前に来たので、ノロノロ車で走行中・・・
道の脇から歩いてくる仔猫が見えました。
歩いて通過するのかと思いきや、車の前でパタンと倒れた仔猫。
思いっきりブレーキです!!
「えぇぇっ!!!うそっ!やばい瀕死⁉」
すぐに車から降り駆け寄ると、めちゃくちゃ元気な仔猫がそこに。
時々、見かける地域猫(餌やりさんが沢山!)の子どもでした。
いつもは兄弟で一緒に歩いていますが、その時は一匹。
私は、すり寄ってくる人懐っこい仔猫を拾い上げ
道に出てこないよう、ひょいと草原に投げました。
一安心して、車に乗り込むと
猛ダッシュで戻ってきた仔猫は再び私の車の前に寝転がりました。
「ダメだ。この子はバカだ。轢かれる」
この猫の兄弟も数匹轢かれているのを見ていたので、保護することにしました。
私は猫に聞きました。
「車乗る?」車のドアを開けると、まさかの乗車!
確信犯だ。
ゴキゲンに車の中で振る舞う猫に、そう思いました。
我が家に来て1年くらい経った時、
スマホの写真を整理していると
地域猫の赤ちゃん(目ヤニだらけで汚くて小さい)の頭に、
落ち葉を乗せている写真を発見。
「この猫、汚いけど可愛かったよね~」と私が言うと
娘が「あ!この猫だ!」と。
よーくよくよく見てみると、確かにウチの猫!
我が家に来る2か月ほど前に会ってたんだね。
その日に決めたのかもねぇ。
そして、後日ご近所さんからの情報。
そのニャンのお父さんも知り合い(?)でした。
私の車の上で昼寝したり、わざわざ玄関ドアの前(アパートの2階)で昼寝してるボス猫。
なるほど。
父と息子で、何らかの話し合いが行われたものと推測いたします。
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もう一匹はまた
ちょっと可哀想な状態で保護した仔猫。
耳から血が出ていて、目が目ヤニでグチャグチャ。
異臭がする骨と皮になったその身体は、雑巾のよう。虫の量も尋常じゃない、
後で分かったけれど、不自然に曲がったしっぽは事故のあとだったそう。
友人が拾ったけれど、飼えない。
死にそうだけどと相談された仔猫。
看取りなら・・・ということで我が家に来ました。
連れ帰ったら、ぐったりしていたけれど
ミルクが飲めた!
少ししたらごはんも食べられた。
数日経ったら元気になってきた。
洗ってあげたら、色が変わった!
薬も飲んでくれるし、少しずつ太ってきて綺麗になってきて、
今では来客に大人気の接客猫です。
この猫と出会った日に、引越先の今の家も決まり
なんだかタイミングだなぁと感じました。
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猫との出会いって面白い。
飼い主しっかり選んでくる。
おかげで母娘2人暮らしも楽しいものになっています。
感謝♪