コメント不要【現職に対する簡単なあれこれ】
一緒に働いてまだ数日しか経っていないのに、職場の上司が一対一でとても為になるお話をしてくれた。
多分中々話しづらい内容だったのだけど、ちゃんとお話ししてくれてめちゃくちゃ素敵な人だなって思いましたね。もう少しで辞めちゃうんですけどね。寂しい。
そのお話の途中に、「のーこさんの今までの職場は厳しかった?楽だった?」と問われた。
高校を卒業してすぐに就職した会社と、前職の派遣先を思い浮かべて出した答えは、「厳しくもなく楽でもなく、ちょうどよかった」だった。
素直に思ったままを答えた。
その回答に対するお話は会社に関わることなので、ここでは割愛。
家に帰ってから今回の話を振り返った時に、「本当に厳しくもなく楽でもなく、ちょうどよかったかな?」って自分でふと疑問に思った。
前々職はサビ残多くてメンタル病んで辞めたけれど、めちゃくちゃ難しい仕事をしていたわけではなく、人間関係も良好だった。
前職は時間の余裕がなくて、ワークライフバランスが崩れまくってて参ってた。でも仕事そのものは楽しかったし、これまた人間関係も良好であった。
前々職も前職も、言ってしまえば私は未経験で入社しているので、評価諸々は甘々だったと思う。
「最初は出来なくて当たり前」という前提があったからね(ぶっちゃけ性別も関係してると思う)。
そう考えたら、「ちょうどいい」のではなく「楽」だったのかなぁと思い直す。
いや、サビ残は労働基準法云々的にアウトなんだけどね。
ただの平社員と派遣社員しか経験がなくて(しかもそれぞれ一年未満)、責任のある立場にはなったことがないし。
だからって決して楽ではなかったんだけど、色んな側面から見たら楽だったよなぁって。
もちろん感じ方は人それぞれなんだけどね。
今は研修という立場のおかげで、二か所の現場で沢山の方とお話ができている。
私なんか本当にど新人なので、まずは利用者の方に安心してお話ししていただけるよう、なるべく適切な距離を保ちながら声掛けすることを心がけている。
そんな中で利用者の方から話をしてくれることも増えて、それが嬉しいですね。
本日に色んな方がいる。
抱えている事情も状況も千差万別・十人十色。
その方たちのことを書くことはできないのだけど、結構自分自身や私の父親と重なる部分が多いですね。
人って、社会との関わりがなくなると自己肯定感が一気にマイナスになるし、それがきっかけで死んだりもする。
かと言って、無理に働くのが正解だとも思えない。
難しい。本当に難しい。
ただ、人と社会との関わりをなくすことだけはあってはいけないのだと感じる。
私の勤め先みたいなところを利用してでも、誰かの助けを求めていいのだ。
正直ね、働かなくても生きていける世の中なのよ。
必要最低限の暮らしは保障してくれるし。
だから働かなくてもメンタルやられない人は、それでもいいんじゃないかなってぶっちゃけ思う。
けど生きるのがしんどくなるのであれば、働いて人生楽しくして「生きていたい」って思った方が楽だよって思う。
まずはただ来るだけでいい。
話をするだけでいい。
ご飯を食べるだけでいい。
少しずつ出来ることを増やして、自信をつけて、それから社会に出たっていい。
その為に私たちみたいな人間がいる。
自立は促すけど、見放すことはないよ。
この先私に出来ることは何だろうと考える。
今は現場で対応することだけで精一杯だ。
数年後には資格取りたいから勉強することも多いし、自分自身のスキルもまだまだだと感じる。
きっと、その方の思い描く通りにいかないことの方が多い。
上手くいかないことなんて腐るほどあるだろう。
それを限りなくゼロにしていかなければならない。
私はもっと自分自身のスキルを伸ばして、経験を積んで説得力も身につけて、利用者の方に寄り添いながら社会に出るお手伝いをしていきたいなぁ。
あとはとにかく、自分はなるべく偏らずフラットでいたいですね。
ここは強くしっかり意識していかないと駄目だと思いました。まる。