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父ちゃんの決断(その9)よーく考えよう、お金は大事だよ~♪

子育てをしていると、次々とやってくる大小さまざまな問題と、それに対して下さなければならない決断。。。結婚して家庭を持ち、さらに子どもが生まれるという段階を踏むごとに悩ましくなるのがお金の問題です。どのご家庭にもついて回るお金について、独身時代から現在まで、私のお金に対する認識、使い方がどう変わっていったか。反省の意味も込めて振り返ってみます。


独身時代

まずは結婚前の私のお金の使い方についてですが、そそもが興味のあることがあれば手を出してしまう性格なので、やりたいこと、欲しいものがあればまずはやってみる、買ってみるという感じでお金を使っていました。良く言えば自分への投資。まあ、結果的に血肉になった部分もあるけど、けっこうな無駄遣いをしていたと思います。就職する直前、その後のお給料当て込んでクレジットカードを使いまくったこともあり、この時期が一番お金にだらしなかったと今でも反省しているところです。。。


結婚後(子どもが生まれる前)

お金にだらしない生活は社会人になってからもしばらく続きまして、趣味になったスキーの道具を買ったり、旅の資金として使ったりで常に貯金はほぼ0。そんな時に出会ったのが今のカミさん。カミさんは、お金の使い方が私とは正反対で、私が「お金は使うからこそ意味がある!」と自分に都合の良い考えを持っていたことに対して、カミさんは「お金はいざというときのために貯めなければならないもの!!」との強い信念を持った人でした。そういえば、昔職場の偉い人が「奥さんにするなら山形の女性が良い。山形の女性を奥さんにすると、蔵が建つと言われている」と言っていたことを思い出した(カミさんは生粋の山形県人)。そして結婚を前提に付き合い始めてからは、結婚後の生活に向けて共同貯金を提案され、実行することになる。その時初めて「そうか、お金ってこうしなければ貯まらないものなんだな」と気が付くのでした。20代半ば、人生初の貯金です。
結婚してからはカミさんに家計を全て任せ、完全なお小遣い制度に。これまで好きなものを好きなように買っていた私のお金の使い方はここで180度転換しました。カミさんのおかげで無駄遣いしないという当たり前の感覚を手に入れることができたということですね。感謝。


子どもが生まれてから

子どもが生まれてからは、子どもの将来に向けた資金を貯めなければならない。お金のことを心配するのが生きがいと言っても過言ではないカミさんの資金計画の下、たいした給料も稼いでこない私のお小遣いは子どもの数が増えるごとに削られていき、私の生活はどんどん質素になっていきました。仕事と子育て中心の生活で、趣味のサーフィンもスキーも行けない状況だったので、特に不都合はなかったし、子どもの将来、または将来起こるリスクに備えるという意味では、当然の事だと思って意外とすんなり受け入れられた自分がいました。カミさんの教育が良かったということでしょう。


現在、そして未来へ向けて

今年から単身赴任で仙台での生活が始まりました。毎週末自宅に帰って、週末に食料をまとめ買いして、その食料で一週間を過ごす。ちょうどコロナウィルスが広がっていた時期とも重なり、仙台での生活は自分の部屋と職場を行き来するのみ。幸か不幸か飲み会はほぼ0で、単身生活に家計から充てられた金額で不自由なく生活が送れております。単身生活の楽しみは、もちろん早朝のサーフィン。道具はそろっているし、海は使用料取られないし、もう、言うことないですわ。ありがとう、海、そしてサーフィン!


そんな現在ですが、将来に向けての課題と言えば、やっぱり子どもの教育費かなあ。もちろん、私自身の安定した収入が生活の前提となるものですが、コロナの影響もあり、正直、この先どうなるかなんて予想はつきません。ただ、収入を上げるということは非常に難しいことでも、支出をコントロールすることは、意識すればどうにかなる。これまでの大きな支出は家のローンですが、田舎の実家敷地に家を建てたことにより、都市部で家を建てる場合に比べてかなりの節約になったので、住宅ローンが長きにわたって家計を苦しめることはない。そういう意味では、これまでの生活を維持していく、ということが家計(=家庭)を守っていくための必要最低限の条件なんだと思っています。


まとめ

ということで、私のこれまでの生活を経済面から振り返りました。今回も「父ちゃんの決断」と銘打っておきながら、結果的にお金にしっかりしたカミさんによって家庭、そして私の今が支えられているという実態を報告する内容になってしまいました。

これで「父ちゃんの決断」シリーズ第9回目を終わりにします。
次回は転勤族である私がこれまで経験した自動車での長距離通勤と、今現在置かれている単身赴任を決意した経緯について書きたいと思います。


今回は以上です。






サポートいただけたら、デスクワーク、子守、加齢で傷んできた腰の鍼灸治療費にあてたいと思います。