シロナガスクジラがそういったのか
それってホントに本人がそう言ったのかね
と思うことは雑誌やネットの記事を読んでいてよくあります。
今朝、ご飯を食べた後にお茶を飲みながら図鑑をめくっていたら「シロナガスクジラ」のところに「体長33m 世界で一番大きな動物」のあとに「1-5cmのオキアミを食べます」とありました。
直径10mの口を開けるシロナガスクジラが、体長1㎝のオキアミを「食べる」と認識しているのかどうか。
本人に言わせれば「もしかすると口を開けたときに入っちゃったかもしれない でも食べてはいない」ということかもしれない。なにせ直径10mの口だし。
事実と実感と認識の間には狭いけれど深い川が流れている。
今日のメルボルンは気温37度の強風で、道の両側にびっしり並ぶ木のモコモコした綿毛だか花粉みたいなのが吹雪のように舞い散っています。強い夏の光を浴びてハラハラ舞う吹雪は幻想的で美しく目眩がするようで、しかもそれが目から耳から鼻から口から入りこんで息苦しく寒気などしてくる始末。
これじゃ「人間」のところに「0.5-2.5mmの花粉を、目と耳と鼻と口から食べます」と書かれたとしても、まあしょうがないですよね