絵本port

奇想天外な世界で想像力と冒険心を育む絵本「ボンボとヤージュ」

「ボンボとヤージュ」
著:ザ・キャビンカンパニー 
大型本: 32ページ
出版社: 学研プラス

ヒゲの男「ボンボ」と、しっぽがタンバリンのライオン「ヤージュ」が、
不思議な歌う地図に導かれ、大冒険をする絵本。

基本ステータス
・絵を中心に楽しむなら 1.5歳〜3歳
・内容を楽しむなら 1.5歳〜3歳

特徴
・テンポの良い話と世界観で、大変わかりやすい展開
・理解しやすく、長めの絵本の導入には最適。
・長新太を思わせるような、奇想天外な世界。内容にもユーモアがあり、子供の笑いのツボ誘う。
・1ページごとに絵探し的な要素があり、ストーリー以外にも楽しみがある。
・なんと絵本カバーの裏をめくると・・・絵本の中に出てきた「歌う地図」が書かれている!

何と言っても良いのが、テンポの良い展開と構成。
ページごとに世界観が異なり、トントンと進みます。
2歳前の幼児でも、短すぎず長すぎずの文章量で、テンポよく読むことができます。

「だるまさん」シリーズや、「いないいないばぁ」などを経て、
もう少しストーリーのある(話の展開がある)絵本にトライしたいという方には、最適ではないでしょうか?

また、絵探しの要素ですが、ページの内容に沿った絵がしっかり小さく描かれていて、絵探しができます。ストーリーを理解した後も、2度3度と作品を楽しめます。

そして、絵本カバーの裏の「歌う地図」も、とっても細かく、よく出来ており楽しめます。地図を片手に、絵本の内容を再現して遊んだり、発展した内容も楽しめます。

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