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【最高峰のレンズ】 富士フイルム Xマウントの大三元レンズ一覧

明るくて抜群の写りで撮影することができる大三元レンズですが、みなさんは大三元レンズをお持ちでしょうか?

各カメラメーカーから大三元レンズが発売されているわけですが、僕が愛用しているFUJIFILMからももちろん大三元レンズが発売されています。

今回はFUJIFILMの大三元レンズをまとめてみたので、一本ずつ紹介していきます。

そもそも大三元レンズとは?という方は以下の記事をお読みください。


FUJIFILMの大三元レンズ

FUJIFILMからも開放F値2.8通しの広角ズームレンズ、標準ズームレンズ、望遠ズームレンズの大三元レンズが3本用意されています。

また、FUJIFILMの大三元レンズはレンズの表面に赤い紋章が刻印されていて、「レッドバッジ」なんて呼ばれています。

このレッドバッジが目に入るだけで即座に大三元レンズとわかり、高級感も多少うかがうことができるのが特徴。

実際に持っているレンズもあるので、一本ずつ詳しく解説していきます。


XF16-55mmF2.8 R LM WR

まずは標準ズームレンズの「XF16-55mmF2.8 R LM WR

ちなみにレンズ名についている、Rは絞りリング、LMは静音高速のオートフォーカスを実現するリニアモーター、WRは防滴防塵を意味しています。

写りだけでなく、こうした性能面にもしっかりとこだわっているため持っていて非常に心強いレンズでもある。

フィルター径が77mm、長さ10.cm、重さが660gあり大三元レンズの特徴でもある重くてでかいのは前提となってくるが、写りは間違いない。

特に単焦点レンズで撮ったかのように、スッとボケてそのボケ感もきれい。ズームレンズでありながらこの写りを実現してくれるのはFUJIFILMではこのレンズのみ。

また防滴防塵設計になっているため、雨や雪などのレンズ交換しにくい環境下でもこのレンズ一本で撮り進めていけるのは非常に心強い。

16mm広角から55mmまで網羅しているこのレンズ一本持っているだけで写真ライフが豊かになることは間違いないだろう。

一つ懸念点があるとしたらレンズに手ブレ補正がないこと。X-T4やX-S10などの強力なカメラボディ内手ブレ補正があるカメラと組み合わせると全く問題ないが、それ以外のカメラでは慎重に検討したほうがいいかもしれない。

XF16-55mmF2.8 R LM WRについては以下の記事で詳しくレビューしているので、ぜひご覧ください。


XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

続いて望遠レンズの「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR

標準レンズの機能に加えてOISと記載されるレンズ内手ブレ補正が備わっている。

フルサイズ換算75mm-210mmの中望遠から望遠域をF2.8通しで撮影できるレンズなのだが、さらにAFが非常に強力なのがこのレンズの特徴ともいえる。

FUJIFILMのカメラやレンズ自体そんなにAFが強いというわけではないが、このレンズは比較的AFが速く精度も高いため動く被写体の撮影も簡単に撮ることができる。

しかしもちろん大三元レンズなので長さが17.6cm、重さが995gというAPS-Cのレンズにしてはかなりでか重のレンズとなっている。

写りや性能は申し分ないが、自分の撮影スタイルと持ち運びできるかという観点で導入を検討したほうがいいかもしれない。

僕は電車の撮影や展望台からの撮影が多いため重宝しているレンズでもある。焦点距離を1.4倍や2倍に拡張できるテレコンバーターも対応しているので焦点距離が物足りない場合はテレコンとセットで導入してみるのもありかもしれない。


XF8-16mm F2.8 R LM WR

最後は8mmという超広角な世界を味わうことができる「XF8-16mm F2.8 R LM WR

このレンズだけ手元にないため紹介が最後になりました。

長さ12.15 cm、重さ810gと当然でか重だが、このレンズから作られる写真は斬新そのもの。他人から真似できない超広角の世界を切り取ることができる。

他にFUJIFILMからは10-24mmという広角レンズが用意されているが、8mmから撮れるのはこのレンズのみ。必殺の一枚を繰り出したい人にはとっておきのレンズとなるだろう。

手ブレ補正はついていないが、広角レンズのため多少ブレていてもわかりにくいため気にしなくてもいいだろう。

一つの懸念はその価格。大三元レンズの中では最も高く新品で23,24万円してしまうが、撮れる写真を考えると十分に検討できる価格設定だと思われる。


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