「ロシア・ウクライナ戦争」関連ツイートまとめ(2022年3月25~28日) 6 西洋近現代史ゼミより(東京女子大学・歴史文化専攻、柳原伸洋) 2022年4月9日 15:10 3月25日は、黒海上空を飛んで日本へと帰国した。それはまさに私が「戦争」に最接近した瞬間だった。日本行きの飛行機は、戦争状態の場所すぐ近く、黒海上空を飛んだ。物理的に戦争を身近に感じる機会となった。 pic.twitter.com/Rfd8QaNuJm— noby (@nob_de) March 25, 2022 フランクフルト空港のおみやげ屋さんで、レジの女性とお客が何か話しているなと思ったら、たぶんロシア語で「まったくプーチンは…」って感じの会話だった。内容が分からないので雰囲気から。— noby (@nob_de) March 25, 2022 ワイドショーでは、まさに戦争も「ショー」にならざるをえない。この現実も受け止めておきたい。戦争で人びとが死んだ話題の後に、双子パンダの一般公開の話題、この両方にコメンテーターが応える。必然的に自己同一性が脅かされる。(日本に来てからのロシア・ウクライナ戦争関係メモとして)— noby (@nob_de) March 25, 2022 これは観る側にも影響を与えていて、思考の統一性が保てず、かつ深化できないので、どんどんと戦争に対する考えが弛緩していく。それはそれで「戦争」を意識の外に置きやすくなるので快楽なのだけども。「忘却の効用」というやつです。— noby (@nob_de) March 25, 2022 「戦争の恐怖におびえるウクライナ一般市民の気持ち」などを、政治的主張に埋め込み利用するのは政治家としてはよくあること。政治家(元政治家も)が使えば「戦争の語り」よりも「戦争の騙り」の要素が濃くなる。これを踏まえて、テレビ等での橋下氏らのコメントを理解する必要がある。(続)— noby (@nob_de) March 25, 2022 要は、政治関係者・施政者の語りのなかに「市民の気持ちを考えろ」が埋め込まれているとき、それは今までの彼ら・彼女らの政治行動に鑑みて理解する必要があるということです。— noby (@nob_de) March 25, 2022 戦争情報は日本であっても「社会全体を呑み込み、塗りつぶそうとする」ので、それが誰がどの立場から発している言葉かという差異をつぶさに見ていくことが重要です。だから私は、戦争についてはあくまで研究者としてツイートしています。ただ寄付などに行ったり家族の心配ツイートも混ざりますが。— noby (@nob_de) March 25, 2022 日本に着いた日なので疲れか時差ボケなのか分からないが、すでにドイツで「戦争」を考えていたときよりも、思考が緩く解けていく感じがする。明日以降、もう少し自分自身を検証してみる。あと、今までのドイツでの思考の軌跡をツイートしておいて良かった。— noby (@nob_de) March 25, 2022 ひとつ気づいたのは「消費」で解消されている面はある。誇張すれば、好きなものをどこでも手に入れられる。美味しい食べ物なども楽にゲットできる。その欲望は絶えず、自分の思考を浸食してきて、長時間じっくりと考えられなくなる。あくまで私個人の問題だけども。— noby (@nob_de) March 25, 2022 ドイツのニュース:バイエルン州では日に日にウクライナからの子どもが生徒として受け入れられつつある。その状況などの記事。アウクスブルク新聞より。https://t.co/P8wrgqnLU9— noby (@nob_de) March 25, 2022 日本に来て(私の狭い観測範囲と短い期間で)感じるのは、食事店やカフェで「戦争」の話をしている大人、学生、家族は今のところ居ないなと感じる。ドイツだとしょっちゅう見かけた。(繰り返しますが「狭い範囲」なので、こうしてツイートしたりして色々と探っているのです。)— noby (@nob_de) March 27, 2022 ロシア・ウクライナ戦争に関して、どうしてもドイツの新聞各紙を手に取って読んでみたい気持ちが高まっている。ネットだとなぜかダメで、あの新聞の手触りや段組の感じが良い。今はネットの新聞記事をPDF化して電子ペーパーに入れて読んでいる。— noby (@nob_de) March 28, 2022 ドイツのニュース:ツァイト紙より「ロシアからの声」。ロシア在住者の一人一人の声を拾った記事。長大だが後でじっくりと読む>"Wir sind für den Frieden, aber nicht gegen den Krieg" https://t.co/5gkiTuvvpA— noby (@nob_de) March 28, 2022 ロシア・ウクライナ戦争の情報が飽和状態になり関心はいっときに比べて薄くなる。しかしウクライナ内部はより凄惨に。さらに同時に現代兵器が投入され内情は見えにくくなる。そして関心はさらに…、このスパイラルを私たちは「戦争を巡る情報」で繰り返してきた。これを突破するきっかけを探している。— noby (@nob_de) March 28, 2022 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #戦争 #ドイツ #ウクライナ #ロシア・ウクライナ戦争 #戦争の語り 6