奥山昇

山形で家族と田舎暮らし / 34歳男性 / 登山ガイド / インスタ https://www.instagram.com/noby_japan / 職場は月山ポレポレファーム https://polepole.co.jp/

奥山昇

山形で家族と田舎暮らし / 34歳男性 / 登山ガイド / インスタ https://www.instagram.com/noby_japan / 職場は月山ポレポレファーム https://polepole.co.jp/

最近の記事

【期間限定公開】誰でもTOEIC900点が取れる画期的な勉強方法!

Amazonで公式問題集を3冊注文し、隅から隅まで全部暗記する。 (問題集3冊9,900円、コピー代300円、鉛筆54円、消しゴム37円、合計10,291円) 以上。 https://twitter.com/noby_polepole/status/1434560328029728772

    • インターハイ中止が進路に与える影響

      ※この記事はバドミントンのことしかか書いていません。バドミントンをしない人にはなんのこっちゃわからない記事です。 今週の体育会系ビッグニュースと言えば、全中とインターハイが中止になった事だ。 特に最終学年の生徒さんやその親御さんは筆舌に尽くしがたい哀しみに襲われていると思うが、どうか前を向いて頂きたい。 僕が中学・高校生だった頃も最大の目標は夏の全国大会だった。もし頂点に立てたのならきっと素晴らしい未来への切符を手にできるだろうと、本気で信じていた。 しかし今になって

      • 値段がない方が儲かるらしい

        ※この記事では、お客さんが自由に価格を決めるシステムで宿を1ヵ月営業してみた結果を発表します。 3月12日に賽銭箱方式で営業します!と記事を書いたらいろんな人からご連絡を頂いた。さらに山形のTV局にも取り上げてもらい、物凄く大きな反響を頂いた。ローカル放送だと思っていたらテレビ朝日の全国版にも20秒くらい出てしまったらしく、なぜか静岡の友人からLINEが来てびっくりした。 今回は約1ヵ月賽銭箱方式で営業してみて、実際どうだったのかを検証していきたいと思う。 1. みんな

        • 夢と希望とホームセンター

          ※こんなご時世に危機感のない内容です。遊んでる場合か!と怒られるかもしれませんが、いつも遊んでいるので許してください。 田舎に行くと、倉庫のようなどでかいホームセンターがある。 ホームセンターの中には巨大な資材売り場があり、2mの合板とか4mの塩ビ管とか、トラックなしでは運べないものがたくさん売っている。 そこであなたは必ずこんな人達を見かけるはずだ。 30分くらい腕を組んでずっと同じ材料の前に立っている男。 彼らは何をしているんだろうと思っていたが、最近やっと理由がわ

          賽銭箱式経営学

          暇だ。客がいない。 暇すぎて昨日はブロッコリーを茹でて小分けにして冷凍したり、お風呂の蓋をハイターにつけてカビ取りしてた。 僕はメゾネットタイプと呼ばれる長屋のアパートに住んでいるが、2軒隣の人に「のぼる最近ずっと家にいるな!暇なのか?」と暇がバレてしまった。田舎チェック恐るべし。 僕の職場は月山ポレポレファームという小さな宿で、吹けば飛ぶような超零細企業だ。小さな会社だが社員が2人いるから、客がいようがいまいが給料と社会保険料は無情にも毎月順調に引き落とされて

          賽銭箱式経営学

          色覚異常の世界へようこそ

          僕は所謂「色弱」と言うやつで、母方の祖父から隔世遺伝した色覚異常の遺伝子を持って生まれた。 僕の場合はピンクと灰色、緑と茶色と赤の区別がつきにくい。見えない分は濃淡で判断することになるので薄いピンクと薄い灰色は完全に同じに見える。 色覚異常で困ることといえば、焼肉屋に行った時に生肉を食べてしまうリスクと、飛行機のパイロットや電車の運転士になれないことくらいだ。パイロットになる予定はなかったし肉はもともとレア派だから、日常生活で「俺にはハンディキャップがある!」と感じること

          色覚異常の世界へようこそ

          田児のYouTubeが未来を変える

          ※この記事はバドミントンのことしか書いておりません。バドミントンをしない人にはなんのこっちゃわからん記事です。 田児がユーチューバーとして大成功している。 田児賢一と言えば近代日本バドミントン界で初めて世界に通用した日本人プレーヤーだ。そして、何を隠そう僕の後輩なのであるエヘンッ!←一番ダサい自慢。。 僕と彼との関係性だけ説明しておくと、僕が高校2年生の時、彼は同じ系列の付属中学校に入学してきて、2年間だけ一緒に練習をしていた。当時は高校生と中学生の練習場所が違ったので

          田児のYouTubeが未来を変える

          落ちこぼれが勉強するべき科目

          久々に友人と電話をしていたら、驚愕の事実が判明した。 「俺、先月から家庭教師やってる」 嘘だろおい、お前高校生活3年間で50日しか授業受けてないじゃないか。大学もパチンコ学部スロット学科だろ? 友人の名誉のために補足すると、彼は中学時代まで勉強しなくてもテストで90点くらい軽く取れてたらしい。現在は高校・大学時代の不勉強を悔い改め、仕事をしながら通信制の大学院で学び直している。 話の顛末はどうやらこういうことだ。友人は中学生にバドミントンを教えており、その中に成績が学

          落ちこぼれが勉強するべき科目

          成功法則に支配される生き方

          20代の頃に成功本にハマった時期があって、自伝や自己啓発本、ビジネス書の類を読み漁っていた黒歴史がある。 思い返せばどれもこれもゴミみたいな本ばかりだったが、2割くらいは心に残る話があり、それらは今でも多少は役に立っている。 その中でも僕がとても好きな話があるので、今日はそれを紹介したいと思う。 即効性のある成功法たまに「ポレポレさんはいいねぇ、冬でも客が途切れなくて。うちにもやり方教えてケロ!」とか「奥山くんのところは何でいつもガイジンがたくさんいるんだ?どうやって連

          成功法則に支配される生き方

          俺は今日、お金で買えない価値を手に入れた

          今日、この先100億円積んでも買うことのできない価値のある経験をした。 中学三年生の3月末、生まれ育った山形から埼玉の高校にスポーツ留学する事になった僕は、引っ越し前日に家で荷造りをしていた。 そこへ隣に住んでいるプロガイドの白田さんが、「昇、明日から埼玉だろ?最後だから山に行くぞ!」と半ば強引に誘われて、生まれて初めてバックカントリースキー(注1)というものを経験した。 家から車で15分くらい走ると、程なくオープン前の月山スキー場(注2)へ到着した。大型のブルドーザー

          俺は今日、お金で買えない価値を手に入れた

          賢者と僕の生存戦略

          雪不足とコロナウイルスのWパンチで久しぶりに暇な時間ができた。暇なのでYoutuberを眺めていて、僕の常識は相当ズレているのかなと感じたのでそのズレを整理してみた。 Youtubeではホリエモンをチャンネル登録しているせいか、お勧めにたくさんビジネス系の動画が上がってくる。暇なので2倍速でラジオのように聞いてみると、ほとんど全てのチャンネルが「大きくすること」「展開すること」「爆速で成長すること」「認知されること」にフォーカスしている。 田舎の戦略どうも山形の田舎で商売

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          ISAKと日本の高校生の決定的な違い

          今日はISAKの生徒と日本の普通の高校に通う生徒の違いについて書いて行きたいと思います。 Top of Top な学生たち まず、私が主催する雪山インターナショナルキャンプに来るISAKの生徒は基本的に各国の熾烈なUWC選抜試験を勝ち残って日本に派遣されている生徒ばかりですので、基本的な能力は物凄く高いです。希望する進学先を聞いて見てもアイビーリーグの大学名がぽんぽん出てきます。 しかし日本にも学業が優秀な生徒はたくさんいて、日本の受験戦争に挑む進学校の生徒などは下手した

          ISAKと日本の高校生の決定的な違い

          死にたくないなら自立しろ

          今年も全国から雪の便りが届き、いよいよバックカントリーシーズンに突入します。最近は空前のパウダーブームの影響で自然の山へ足を踏み入れる方も多くなり、日本でもバックカントリースキー・スノーボードの文化が根付き出したようで大変嬉しいことです。 ガイドがいても客は死ぬそれに伴い様々なバックカントリーガイドツアーが催行されるようになりましたが、30年以上月山でバックカントリーガイドを行ってきた我々から見ると、全国各地で危険なガイドツアーも散見されます。この前も勉強がてら某県のガイド

          死にたくないなら自立しろ

          体罰を駆逐する画期的な方法

          今日は、体罰について書いて生きたいと思います。 はじめに私のポジションを申し上げますが、私は体罰には「断固反対」の立場です。 体罰とは何か? まず体罰とは何かを分解して考えなくてはなりません。 体罰が起こる場面というのは大体以下の4つの理由があります。 1.生徒が指導者の言う事を聞かない 2.生徒にやる気がない 3.試合に負ける、失敗する 4.先生の虫の居所が悪い 3と4は論外なので今回は触れませんが、よく議論になるのは1の生徒が指導者の言う事を聞かない、舐めると言う

          体罰を駆逐する画期的な方法

          元運動選手が日本をダメにする話

          この記事は前回記事の続きです。 スポーツにおいて勝敗は大切だが、ジュニアスポーツでは目先の勝敗にこだわりすぎると子供にとっていい事ばかりではなくなる。それどころかとりあえず勝てばいい、言われた通りすると勝てる、みたいな意識がついてしまい、本当の窮地の場面で自分で考えることができなくなる。 何も決められない選手達それは、スポーツだけではなく、自分の人生の歩み方も含めてだ。親と先生が決めた高校に入って授業はほとんど寝て過ごして運動に打ち込み、大学も先生のコネクションで決められ

          元運動選手が日本をダメにする話

          全国優勝するたった一つの方法

          先週末日帰り温泉に行って、風呂上がりにぼーっと牛乳を飲みながらテレビを見ていたらジャンクスポーツが流れていた。「スポーツ強豪校特集」みたいな番組だったのでつい昔の話を思い出してしまった。 私は昔、かなり本気でバドミントンをしていた。 そして30も中盤に差し掛かり、選手から指導者になった友人とたまに近況報告するのだが、強豪校の仕組みが時代に追いつかなくなってきているらしい。 スカウト力 実は強豪校の指導者が成功するために最も必要な能力は、 「競技を教えること」ではない。 そ

          全国優勝するたった一つの方法