【第167回】 Journey Builder の新しいバージョンでスケジュール変更できないときの対処方法
Salesforce Marketing Cloud の Journey Builder において、ジャーニーのバージョンアップをしたのに、スケジュールの変更ができず、やむなくエントリーソースを削除して、エントリーソースを再設定することになってしまった・・・。という経験はありませんでしょうか?
イメージしずらい人ために、具体例でお話しましょう。
以下のような、1 回のスケジュールで設定されているジャーニーのバージョンがあったとします。配信が完了したので、再利用のために「新しいバージョン」を作成します。
ドラフトが立ち上がったら、スケジュール設定を行ってみます。
すると、View(表示)が表示されており、Edit(編集)が表示されません。
この View(表示)をクリックしても、画面はグレーアウトされており、編集ができそうにもありません。皆さん、ここで諦めて、エントリーソースを削除してしまうのですが、編集できる方法があります。
それは、以下のような Running(実行中)のバージョンを無くすことです。
それでは、Running(実行中)のバージョンに戻って、ジャーニーを停止してみます。
下記の通り、バージョンの停止が確認できましたので、ドラフトバージョンのスケジュールを確認してみます。
すると、下記の通り、Edit(編集)ボタンに変わりましたね。
このように、Running(実行中)のバージョンがあると、スケジュール変更ができないことを覚えておいて下さい。ちなみに、Finishing(終了中)があることは差し支えありません。
今回は以上です。
次の記事はこちら
前回の記事はこちら
私の note のトップページはこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?