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【第194回】 Salesforce AI 関連資格試験 \誰でも『無料』受験キャンペーン/

クラウドベースの CRM(顧客管理システム)、SFA(営業支援システム)、MA(マーケティングオートメーション)を世界 15 万社以上に提供している Salesforce が「すべての人に AI を」というテーマを掲げて、超太っ腹なキャンペーンを発表しました。

なんと、18 歳以上のすべての一般の人(政府関係者を除く)が対象となり、AI 関連の Salesforce 認定資格を『無料』で受験できます!

そうです、今、この記事をたまたま見ている Salesforce にまったく縁が無かった、そこのあなたも『無料』で受験が可能ですよ!🤩

対象となる資格は以下の 2 つです。

■ AI アソシエイト ¥10,000 円(税抜)⇒ 1 回目の受験料が『無料』
■ AI スペシャリスト ¥20,000 円(税抜)⇒ 1 回目の受験料が『無料』
※受験期限:2025 年 12 月 31 日まで

これらの資格はもちろん「履歴書」にも書ける資格になりますので、是非、この機会に IT 系の資格をゲットしてみてはいかがでしょうか。

なお、私は「AI アソシエイト」に関しては 2023 年 11 月に、そして、このキャンペーンの恩恵を受けて「AI スペシャリスト」も 2024 年 10 月に受験し、共に合格することができました。それらの 合格体験記 も書いていますので、是非参考にしてみてください。


🚀 試験の受験方法

さて、今回は、初めて Salesforce 認定資格を受験する人向けに、試験の申込み方法についてお知らせしたいと思います。

まず、Salesforce 認定資格を受験するには、以下の 2 つのアカウントの登録が必要となります。これらのアカウントの登録に関しても「完全無料」ですので、安心して登録して下さい。もし、途中で受験するのを辞めたくなっても、放置すれば良いですし、その後、怪しいメールも一切飛んできません。

① Trailblazer アカウントの登録(バッジ管理・資格更新メンテナンス用)
② Webassessor アカウントの登録(受験用)

それでは、登録方法を手順を追ってお知らせします。


① Trailblazer アカウントの登録

以下のサイトにアクセスして下さい。

初めての方であれば、サインアップの画面が表示されたと思います。

Trailblazer アカウントは、仕事用のメール、個人のメール、Google アカウント、Apple アカウント、LinkedIn アカウントなどで登録が可能です。

但し、ここで使用するメールアドレスは、あまり会社のメールは使用せず、個人のメールアドレスを使用することをオススメします。会社のメールで登録していると、転職する際に手続きが面倒になります。

それでは、まず画面の流れに沿って頂き、アカウント登録してみて下さい。この Trailblazer アカウントは「履歴書」に近いものになりますので、嘘偽りなく登録することをオススメします。

登録が完了すると以下の画面に遷移します。これが Trailhead の画面です。ここから Salesforce の勉強を開始できます。「私のプロファイルに移動」をクリックしてみて下さい。

これが Trailblazer プロファイルです。右上のアイコンをクリックすることで個人情報や各種設定の登録が可能です。このプロファイルは、最初は非公開ですが、一般公開することも可能です。また認定資格を取得すると、お名前セクションの下のところに取得した認定資格を表示することが可能です。これを実際に表示するには、Trailblazer プロファイルと、試験予約システム Webassessor との連携設定が必要になります。連携については、この記事の下の方で説明しています。

さて、これで ① の Trailblazer アカウントの登録が完了しました。

今回の AI 関連認定資格の試験対策用 Trailmix(Trailhead モジュールを集めたもの)や、試験の模擬試験が含まれる試験対策モジュールをリンクしておきますので、必ず行ってみてください。

■ AI アソシエイト 用の試験対策 Trailhead

■ AI スペシャリスト 用の試験対策 Trailhead

Salesforce MVP の Santanu Boral さんの試験対策 Tips

この記事の下にあるコメント欄で、まるぼろさんにも「試験 Tips」頂いてます。ご確認下さい。

英語のみで表示されるページもあるかもしれませんが、もしパソコンであれば、右クリックで「日本語に翻訳」を選択すれば、読むことができます。

以下の私の 合格体験記 にも、私が試験前にメモしたものを載せてありますので、宜しければご確認ください。


② Webassessor アカウントの登録

Salesforce では Kryterion 社のテストサービスを採用しており、Webassessor とは、この企業が持つ「試験予約システム」のことになります。Web と付くから、オンラインでしか受験できないの?と思った方もいるかもしれませんが、試験会場(オンサイト)でも受験可能です。

■ オンライン受験方法

以下のリンクに詳細があります。

■ 試験会場(オンサイト)受験方法

では、Webassessor の試験会場がどこにあるのか?を調べたい方は、実際にアカウントを作成してみて、お住まいの県の会場を調べてみて下さい。ちなみに東京会場ですと、以下のような表示となっていました。会場によって、予約できる日や時間帯が異なりますのでご注意ください。

オンラインで受験する場合は、試験監督をされている方が海外の方なので、英語での会話が必要になります。もし英語に不安を覚える方は、試験会場で受験することをオススメします

それでは Webassessor アカウントの登録方法 を説明します。以下にアクセスして下さい。

※注意:上のリンクのページは「日本語」で受験ができるアカウントの登録ページになので、そちらから登録して欲しいのですが、ネットとかで調べてしまうと、稀に英語で受験をするアカウントの登録ページに辿り着くことがあります。そちらでは絶対にアカウントを作成しないようにしてください。ちなみに、その英語版の登録ページとは こちら です。英語版で登録してしまった場合は、英語で問題が出題され、オンライン受験のみとなります。別のメールアドレスを使用して、再度、日本語版で登録し直してください。

以下のようなページに遷移したと思います。この画面に来たら右下にある「Webassessor™ の新規ログインを今すぐ作成」をクリックして下さい。

すると、以下のようなフォームが立ち上がりますので、正しく入力を進めて下さい。ここで入力するメールアドレスも、Trailblazer アカウントと同様、会社のメールアドレスでは無く、個人のメールアドレスをオススメします。理由は同じで、転職する時に手続きが面倒です。Trailblazer アカウントと合わせておくと良いと思います。

  • Salesforce アカウントに使用しているメールアドレス」は、上段で登録しているメールアドレスで問題ないです。

  • 認定証に記載する氏名」は、本名で正しく書きましょう。認定証の再発行は依頼を出さないとダメなので面倒です。ローマ字でも OK です。

  • 現在のお立場」は、Salesforce.com ユーザーを選択します。

すべて入力して「保存」をすると、登録したメールアドレスにメールが飛んできます。メール本文の指示に従って、リンクをクリックして登録を完了させてください。

その後、アカウント ID とパスワードを使って、ページにログインをすると以下のような画面になります。下の赤枠部分の「試験のお申込」より受験を申し込めます。

AI アソシエイトは「アソシエイト試験」の中にあります。

AI スペシャリストは「アドミニストレーター試験」の中にあります。


③ 2 つのアカウント間の連携方法

試験に合格した際は、① の Trailblazer アカウントと ② の Webassessor アカウントの 2 つを連携する必要があります。この紐づけにより、更新メンテナンスが可能になるわけですね。更新メンテナンスでは、更新用の Trailhead を完了することにより、有効期限が 1 年間延長されます。

1 つの資格でも合格したことのない Webassessor アカウントは、Trailhead アカウントには連携できませんので、無事、認定資格を獲得した暁には、以下のヘルプドキュメントを参考に連携をしてみてください。


さあ、これで受験の準備が整いました!

IT 関連の資格試験をまだ試験会場で受けたことがない方には、ぜひこの機会に挑戦してみてほしいです。私は「受験はイベント!」だと思っているので、必ず試験会場で受けるようにしています。

また、今回 2 つの試験をどちらも『無料』で受験できるわけですが、AI アソシエイト試験は入門版の試験となっており、取り組みやすい試験になっていますので、必ずそちらからスタートし、そこで Salesforce の試験の感覚を掴んでから、AI スペシャリスト試験の受験に進んでください!

それでは、皆さん頑張っていきましょう!

今回は以上です。


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