【第105回】 Einstein 生成 AI を使ったメール件名&本文作成機能が新リリース
Salesforce Marketing Cloud の Einstein コピーインサイトのセットアップ内で Einstein 生成 AI 機能を有効化することで、組織のブランドアイデンティティなどを基にした「メール件名」や「メール本文の原稿」を自動で生成してくれる機能がリリースされました。
ブランドアイデンティティに関しては Einstein コピーインサイトのセットアップで作成できます。また、すぐに使える 2 つの標準パーソナリティとして「プロフェッショナル」と「カジュアル」が用意されています。
一方で課題として見えているのは Einstein コピーインサイトが「英語」のみの対応なので、この機能においても「多言語」対応しているかがリリース前の心配でした。
以下、実際に試してみた感想です。
まず、この機能にアクセスするには Salesforce Marketing Cloud のセットアップで機能の有効化が必要です。そして前述の通り、自社のブランドに合わせた「ブランドセッティング」が可能となっています。但し、この画面自体が Einstein コピーインサイトという括りの中にありますので、このブランドセッティングも「英語」での対応が必要な雰囲気があります。その辺りは今後発表される Salesforce の動画をフォローして確認したいと思います。
実際に「メールの件名」において、この機能を使用してみました。
まず、エントリー画面では下記のように入力しました。今回は敢えて日本語でトライしています。
免責事項のチェックボックスにチェックを入れて「作成」ボタンをクリックすると、右側にドラフトのメール件名が 5 つ表示されました。
ドラフトのメール件名として表示されるものは、やはり「英語」でしたが、エントリの入力自体は日本語でも大丈夫でしたね。表示された内容に関しても、私がサンプルとして入力した「冬の新作メニューをご紹介」より断然にクオリティが高いです。この英語のメール件名を基にして日本語で再アレンジしてみるということはできそうですね。是非、活用してみて下さい。
今回は以上です。
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