【第44回】 Salesforce CMS 認定プロフェッショナル試験 合格体験記
先日 Salesforce CMS Accredited Professional 試験に合格できました。この試験の合格体験記を書いている人がいないようなので、私の方で書いてみます。
私は Digital Experiences(旧:Salesforce CMS)のツールを使って仕事はしていないのですが、以前に Salesforce Marketing Cloud の Web セミナーで、このツールが取り上げられており、気になっていました。
Saleforce Marketing Cloudとの連携においては「Sync」という「参照」の形か、「コネクト」という「取り込み」のどちらか、ができるようになっています。「Sync」の場合は、専用のカスタムコンテンツブロックを Content Builder 上で、メール作成時にドラッグアンドドロップすると、CMS 内の画像を直接参照して使えます。「コネクト」の場合は、6時間に一回、Content Builder 内の CMS 専用フォルダに、画像が流れ込んでくるという形になっています。
CMS 標準では、ニュースやドキュメントなどのコンテンツタイプがあるわけですが、Marketing Cloudで使えるコンテンツタイプは「画像」のみとなります。一応、この note は Salesforce Marketing Cloud の情報発信を行なっていますので、この点は、基礎知識として書いておきます。
試験勉強の方法
では、試験体験記の方に戻ります。勉強方法としては、ヘルプページ、CMS開発者ガイド、Partner Lerning Camp のカリキュラムを確認し、あとは、前述した Salesforce Marketing Cloud の WEB セミナーを見直しました。(この WEB セミナーのリンクが必要な方は、Trailblazers.me よりご連絡ください。)デベロッパーエディションでは、Digital Experiences(旧:Salesforce CMS)が、一部使えますので、ワークスペース(画像や記事を管理したりする場所)を作ったり、画像や記事を取り込むための簡単な流れは、画面を操作して覚えました。
この試験は学習範囲が割と狭いので、ヘルプページ全体をじっくり読み込んでも半日程度で終わります。このヘルプページは、1回読み込めば、その後も1時間程度で読めるようになりますので、数周は確認しましょう。その中で、数字にまつわるものがいくつか出てきますので、そういうものはすべて暗記してください。また、Partner Lerning Camp に関しても、例えば、CMSとはなんぞやみたいなイントロダクション的なセクションがあるのですが、それもしっかり学んでおきましょう。CMS 開発者ガイドに関しては Partner Lerning Camp をやってやった気になるよりは、開発者ガイドを一読する方がより有効です。この開発者ガイドの内容も試験範囲となりますので、がっつりやるのは大変だと思いますが、サラっとは見ておきましょう。
この試験は学習範囲が狭めなのに、40問も出ますので、試験ガイドで出題範囲とされる範囲に関しては、漏れなくカバーしておく必要があります。私がよくやっておけばよかったな、と思ったのが、CDN 周りの知識ですかね。これは、すっ飛ばしていました。試験ガイドで、試験の範囲になってたかな?って感じですが、開発者ガイドの方に確かに載っていました。
あと、まったく勉強しせずに試験に臨んだ B2C Commerce との連携に関する内容も、そもそもの基礎知識がなかったので、勘に頼る形になりました。ただ、よくよく回答を見ると 4つから 2つくらいまでは絞れますので、諦めずに行きましょう。
Accredited Professional 難易度を可視化
私の個人的な感想で、これまで受験した試験の難易度を可視化しています。
今回の試験は、グレード「201」と判断しました。試験勉強時間としては、2日〜3日程度という感じではないでしょうか。試験勉強をやれば分かりますが、本当に範囲が狭いので、時間がかかりません。
試験概要
認定 Salesforce CMS コンサルタント資格は、お客様に直接対応する立場で、コンテンツ管理システム (CMS) の実装やコンサルティングを行った経験を有する方を対象とします。 この資格は、お客様を繰り返し成功に導く Salesforce CMS ソリューションの範囲定義、設計、構築、リリースに関する基本的な知識とコンサルティングスキルが対象となります。
出題範囲と出題率
私の試験結果
私の試験結果は下記の通りです。40問中、30問正解でした。28問が合格ラインなので、結構ギリギリだと思います。基礎的なセクションの正答率が高いことは、私の自信になりました。このツールを仕事で使っているわけではないので、一旦は、基礎的なところが理解できていれば満足です。
理解度チェック
私の方で、勉強した時にメモしたもの(主に数字周り)がありますので、共有します。これらは、単純にヘルプページから引っぱってきただけの内容です。テスト前の理解度チェック用として使ってみて下さい。これらが答えられないレベルだと合格は、少し厳しいかもです。その際は、もう一度ヘルプを見直しましょう。
いかがでしたでしょうか?しっかり理解できていましたか?
私は、これで 10個目の Accredited Professional の資格取得となりました。機会があれば、他の AP 試験の合格体験記も思い出しながら書いてみたいと思いますが、これは皆さんもそうだと思いますが、試験が終わると、解放感でぱぁーっと内容を忘れますよね。なので、余り覚えていないというのが事実です。そういうのもあって、この Salesforce CMS 合格体験記は、試験直後にある程度、記事をまとめました。
Salesforce CMS の試験直前にこのページに辿り着いた方もいるかと思いますが、試験頑張って下さい!
今回は以上です。
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