【第56回】 データエクステンション間の値のインポート(スクリプトアクティビティ編)
前回の記事では、データエクステンション間の「値のインポート」について、SQL クエリアクティビティとインポートアクティビティを使用する方法について紹介しました。
今回の記事では、スクリプトアクティビティを使用する方法を紹介します。それでは早速ですが、スクリプトは下記の通りとなります。
■ スクリプトアクティビティによる処理
<script runat="server" language="javascript">
Platform.Load("core", "1");
// 送り元DEの外部キー
var sourceDEKey = "●●●";
var sourceDE = DataExtension.Init(sourceDEKey);
// 送り先DEの外部キー
var targetDEKey = "○○○";
var targetDE = DataExtension.Init(targetDEKey);
var data = sourceDE.Rows.Retrieve();
for (var i = 0; i < data.length; i++) {
var row = data[i];
targetDE.Rows.Add(row);
}
</script>
このスクリプトアクティビティ版のメリットは、一度このスクリプトアクティビティを Automation Studioで作成してしまえば、使用時にこれを開いて ●●● や ○○○ の部分を書き換えるだけで、気軽に使いまわしができる点かと思います。是非お試し下さい。
前回と今回で「値のインポート」に関して ① SQL・② インポート・③ スクリプトを使用する方法について、それぞれお知らせしましたが、結局のところ、何を使用すべきかは、皆さんのスキルセット次第かと思いますので、自分に合ったものを使用するようにしてください。
今回は以上です。