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“美しい” を感じること

今読んでいる小説ですごく素敵な、共感できることを主人公が言っていた


ピアノに出会うまで、美しいものに気づかずにいた。
知らなかった、というのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。
ただ、知っていることに気づかずにいたのだ。

「羊と鋼の森」宮下奈都


うわー、僕が深く写真を撮るようになってから感じたこと、そのまんま言っている!と思った



まさにそうなの


“見える”
 と “見る” が違うように 


美しいものは本来、そこらじゅうに散らばっている

それを美しいものとして感じるかどうかが全てだ


写真を撮るという行為はそれを拾い集めるということだと僕は思っている


対象を美しいと思って “見る” かどうか


単に視界に入って、見えているだけとは訳がちがう


この著書で主人公がピアノに出会ってから、度々の場面で 美しい と感じることが増えたように

僕は写真に出会ってからこの世は美しいと思うことが増えた


それは、とても豊かなこと


写真は人生を豊かにしてくれた


だから、この写真を通して僕の周りの人にも豊かになってほしい

心からそう思ってこの仕事に誠心誠意取り組んでいる


【今日の写真】

先日のファミリーフォトから1枚

3人の配置と動きがなんだか面白くてお気に入り笑


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