
M-1グランプリ2024から考察するクリエイティブ感覚
M-1グランプリ2024を観終えた
毎年欠かさず観ている
演者も観る側も令和ロマンを意識せざるを得ないなか、
トップバッターくじを引いた阿部一二三の引きの強さもエグいw
「連覇なんてしちゃったらしょうもないな〜」
なんて思っちゃってたけど、やはり圧巻だった
こりゃあ勝つわ、と
今年のM-1を見て感じたことを述べておこうと思う
審査員も言っていたが
整いすぎ・綺麗すぎるネタは高評価をしにくい
ということ
あからさまに(?)、作り込まれすぎたネタはどこか冷めてしまうのかも
たとえそうだとしても、いやきっとみんなそうだと思うけど(作り込んでくる)、
“そう見せないこと” の技術とセンスもとても必要なのだ
もしくは “圧倒的” な作り込みをするか
その点、令和ロマンは作り込みすぎが見えない感じと、
圧倒的なネタの内容が双方高いレベルだったように思う
何を偉そうにお笑いのことなんか言って、だけれど、これ
写真のクリエイティブにも完全に置き換えて考えられる
と思ったのだよ
上手いだけだと頭ひとつ抜けることはできない
技術は高い方がいいが、必要以上に受け手側に感じさせてしまったら、
エゴになる
この辺りのバランス感覚や美的感覚が “センス” と呼ばれる気がしている
会社員時代はマネージャー思考が強かったが
独立後はクリエーター思考も燃え上がっている
技術とセンス、両方に磨きをかけ続けたいと思う
