【ユリゴコロ】を読んで -沼田まほかる-
読み始めの序盤が怖すぎてまずビックリ
寝る前に読み始めたものだからその夜、変な悪夢みたし笑
でも最初の掴みが強烈だったぶん、一気に読了してしまった
最後の真相、実母がすぐ近くで亮介を護ってくれていたなんて
衝撃すぎて声が出た
本書の補足説明に書いてあった
「深い愛なんてどこにあるんだ!?」
ただただ狂乱クレイジーな物語を題材にしたスリラーエンタメじゃないか
と読み進めながらずっと思っていたのだが
最後の最後にひっくり返された
まほかるさん、すっかり気になる作家さんに仲間入り!笑
・家族で共謀してダムに美沙子を沈めたあと、父親が引き戻す
(重りつけて沈めたのよね?そんなことできる?)
・千絵の夫を亮介より先回りしてキッチリ殺すとか
(プロの殺し屋かなってくらいの仕事)
少々無理を感じる設定もあったけど、まぁそれはご愛嬌としまして。
良いものを読ませていただきました。