時代の輝き

#今日の未来予想

今日はちょっと見方を変えて未来の話をしていこう。
たまに少し年齢が高い人が「なんで、こんな古い格好してるんだ?」と思う事がある。
答えはカッコイイと思うからだ。それは世代観であって、自分の青春時代のものが1番カッコイイと人間は思うものである。
それは若い子から見れば
「なんで、こんなダサい格好してるんだ?
時が止まってる。新しいものが吸収できない古い頭だな。」
と思われてしまう。
だが、考え方を変えれば、
これだけ世界中の情報が得られる現代になっても人は自分の青春の短い時間を最高の瞬間だと思えるという事だ。

人間の欲望は果てしないというが、
意外と世代観というのは短い数年でも満足できてしまう、人間にはそんな能力もあるのだな、と考える事もできる。

これは「今が最も価値がある」と思うバイアスがかかる為とも言われている。

これは当然、今より全体のスピードが遅かった時代でもいえるわけだ。
弥生時代なら、謎のヒラヒラの服が最高にカッコよかったわけで、その時代の人は「これが間違いなく最高だろ」と思ってたわけだし、

室町時代なら、
「やっぱ着物が最強でしょ。スーパー上品」って思ってたわけだし。
つまり、それぞれの時代で、それぞれの人が、この時代の、この文化が、全歴史で1番最高だろ。
と思えてるわけである。
昔の時代を順番に習っていく私達は、たまに歴女など言う人もいるが心の中から
「その時代が確かに最高だ」
「服は全部、甲冑がいい」
と思う人はいない。
つまり、私達も
「今の時代が全歴史の中で最高なんじゃないか。
今んところ」
みたいに考えているわけである。
だから、いつの時代の人も同じように思っているからこそ、それぞれの時代の人物は今でも魅力的に見えるかもしれない。

つまり、この考え方は、現代、未来でも同じように人間の真理として応用できると考えられるわけである。

いいなと思ったら応援しよう!