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プロスポーツチームの「広報課題」はなにか から考える広報マン

B3リーグ 2024-25シーズンのホーム開幕が10月11日(金)に有明アリーナ(メイン)で行われます。
本日、8月28日で残り【44日】となりました。

15000人キャパシティの有明アリーナの集客、試合運営、グッズ、ファンクラブ、営業、演出、広報などなどのリアルな状況を発信したく、開幕までほぼ毎日何かしら投稿していきます!!!!!!(土日はお休み予定)

今日のテーマは「広報課題」とは

株式会社HAMONZ 代表取締役 CEO,モンテディオ山形 マーケティング部の山﨑さんのnoteについて、現場目線で考えたいと思います。

結論からいえば、「スポーツチームがやっていることはほとんど伝わっていない」ということです。

早速、激烈なパンチが飛んできた気がしました(笑)
スポーツチームがやっていることのほとんどが伝わっていません。
というか、我々TUBCではチームを知ってもらうスタートラインに立つことから頑張らなければなりません。

国内スポーツの多くはまだまだファンベースが大きくないため、新規でファンを拡大していくには、何かしらのタッチポイント(面白いと思ってもらうこと)が必要です。最終的にはスポーツ(=勝利)で魅了をすることが大前提はあるものの、入口のコミュニケーションは工夫しなくてはいけません。

そのタッチポイント(=人々の関心)をつくるのが広報の仕事であり、その視点でいえばスポーツチームがやっている広報はほとんど伝わっていないと思っています。

とにかく地上戦・空中戦でタッチポイントを増やし、チームの認知向上・関心度を高めていくことが広報には求められます。

スポーツチームの広報は2つの役割に分けられる?

スポーツチームは、主に選手・チームに関する情報発信を行う「チーム広報」とそれ以外を扱う「事業広報」に分かれます(名称はともかくそういう分け方が多い)。

ここもその通りではありますが、首都圏と地方都市ではメディアの特色が大きく異なり、首都圏の下部リーグ所属チームにとってはメディアとの関わりが非常に難しいです。
首都圏では、ローカルメディアのチカラが地方都市と比べるとどうしても弱くなってしまいます。

TUBCでは、江東区に拠点を持つ株式会社スポーツニッポン新聞社や東京ベイネットワーク株式会社に定期的に取り上げていただいています。


メディアの取り上げが難しい我々にとっては、「事業広報」と定義された、自チームからの主体的な働きかけによってメディアでの露出を増やしていくリリースに注力していく必要があります。

山﨑さんの提案にあるように、クラブチームは自前コンテンツを拡充していくことが求められます。

>スポンサー/パートナー営業
ここはTUBCが最も弱い部分かもしれません。
パートナー企業は増えて、各社とあらゆる取組を行わせていただいていますが、その発信がほとんど出来ていません。

パートナーとの活動がまとまった特設ページがあるチームは素晴らしいですよね

>ホームタウン活動/社会貢献活動

ホームタウン活動はTUBCは積極的に取り組んでいます。
あらゆる地域のイベントに出展させていただき、地域の人たちと接点を作っています。
5月~8月までで約70個のイベント等に参加しています。

今まではイベントの開催予告のみだったSNS発信も、イベント担当に事後報告としてのSNS発信も積極的に行うように今シーズンから取組はじめました。

しかし、まだまだ足りないところではあります。

プロスポーツチームの広報の役割の再定義が必要

プロスポーツチームの強みは、スポーツという圧倒的なコンテンツと、ステークホルダーの多さだと考えています。

スポーツチームとしか出来ないことをやって、それを発信していくことでチームの価値も企業の価値も向上していくでしょう。

発信することよりも、そもそも発信できるコンテンツを作っていくことが当然ですが求められます。
「発信できるコンテンツ」という観点でプロジェクトを進めるのは広報やPRが得意な人がそのプロジェクトに参画して、PRまでを設計に入れた取り組みがスポーツチームには必要です。

南葛SCのサウナクラブとかは、意味が分からないですがめちゃくちゃ面白い取り組みの一つです。

まとめ

現場広報としては、限られたリソースの中で「チームの価値は何か」「出さなければならない情報をどう丁寧に出すか」「新たなスポンサー獲得やメディア露出に寄与するための情報は何か」この観点をもとに、今後の広報として各種プロモーションを進めていきたいと思いました。

リソース不足は常に抱えておりますので、TUBCに興味がある方は是非気軽にご連絡くださいw


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