ミッキーとドナルドとグーフィーの三銃士に教えられたこと。
かあくんが大好きな絵本のひとつ。
これを読もうか?というと大はしゃぎしてくれます。
だから、いつも読みます。
何度読んだでしょうか…
50回は読んだんじゃないかな…と思います。
それで、ようやく理解できてきました。
みんなはひとりのために!ひとりはみんなのために!
この合言葉。深いな〜と思います。
なかなかできないことですね。
ミッキーが捕まって牢屋に閉じ込められてしまいます。
そのころ、
グーフィーは騙され、
ドナルドは脅されて、
もうこんなの恐怖ですよね。
しかし、ミッキーが牢屋に閉じ込めらていると知って、助けに向かいます。
誓いを立てたので、自分を奮い立たせ、恐ろしい場所へ向かいます。
弱虫なんかじゃない!ミッキーを助けないと!
と言って助けてだします。
もしも…
グーフィだったらとしましょう。
だまされてしまい、最悪。
「だまされたから、おれ無理やし。立ち直れない…マジで、助けてほしい。
もしも…
ドナルドだったらとしましょう。
脅されてたら、脅されて逃げたと思われないような言い訳を考えます。
「ちょっと具合わくなっちゃって…本当は行きたいんだけど…」
とか、
「今、あれじゃん、怖いじゃん。マスクいるしね…」
とか、
とにかく、言い訳です。
言い訳はうまくなってるかと思います…
ミッキーは仲間がきっと助けに来てくれる。そう願うしか生き残る方法はありません。
こんな状況だったら、こんな状況を経験したら、みんなに優しくなれますね。そして、みんなの為にってなりますね…
僕はぼくのために、みんなは僕のために!
みたいなことになってるような気がしてきて、この絵本を50回ほど読んでやっと理解できたんじゃないかと思いました。
ひとりはみんなのために。
僕がみんなのためになることを考えて行動すれば…
みんなはひとりのために。
みんなはひとりひとりのことを考えて行動することに。僕のことを考えて行動してくれる。
オレがオレが、僕は僕は、だと、みんなもそうなって、うまくいかないんだろうなと思います。
オレがとった仕事だから、
僕がまずは儲けないと…
オレが先。
僕がする。
こんなのがあったような…見てきたような…
どれもうまくいってないので、忘れましたが…
この絵本で思い出してきて、
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのためにじゃない場合の結果がよくわかります。
そんなん絵本の世界だよ!と言われそうですが、よく考えてみると、絵本や漫画の世界みたいな世の中で生きているなと思います。
いや、これは、絵本の中の世界というわけじゃなさそうです。
絵本を読んでいると、現実と絵本の中の世界がそんなに変わらないと感じてくることがあります。
たまに、絵本のなかの世界の方が、正しいのではないかな…と思ってしまう時があります。
面白い人ばかりだなと、思えるようになってきました。
素敵で楽しい物語の中にいるかもしれないと思うと、面白くおかしくなってきます。
どうなるのかな…この先は…
結末は…
と思ってきて、楽しくなります。