本日の国際通貨研国際シンポジウムのTake Away
<通貨研(私の古巣)名物、春の国際シンポジウム 私なりのTake Away> ◆コロナやウクライナ戦争の後でも(少なくとも欧州の)脱炭素モメンタムは健在。足元のファンディングには支障ないものの、将来の金利上昇(+QT)負担への対応と膨れ上がった債務のマネジメントがカギ。
◆最終的に米インフレが2%には収まらず、ひそかに2.5-3%でもまあいいか、という感じになるだけでも、米イールドカーブは全体に1%くらい押し上がりうる。そのようなときには米よりEMがやや心配。
◆いつだって課題は常に山積。しかし解決はできるはず。課題解決のための原資確保には経済成長がやはり重要。だから米国は移民受け入れによる経済活力維持に努めている。