インドネシア・スラバヤのオシャレカフェでラテと豆腐料理をいただく?!
インドネシア・スラバヤの旅は、いつもの旅と少し違う新鮮さがあった。というのも、スラバヤという町は観光メインではなく、どちらかというと普通の産業都市なのだ。
そのため、観光地然とした商店が非常に少なく、普段着のインドネシアを歩き回っている気分にさせてくれる。そんなスラバヤで出会ったおしゃれカフェ。そこには楽しいミスマッチが待っていた。
スラバヤでもかなりおしゃれなエリアと思われる地区。こちらのタンジュンガン通り沿いに位置するのが「Toko Kopi Padma」だ。古い建物をリノベーションして、カフェとして活用されているお店だ。
店内に入ると、そこは日本や台湾でも見かけるようなおしゃれカフェの雰囲気。暑さ対策が重視される熱帯の街の建物には珍しく、ガラス窓を多用した明るい雰囲気の店になっている。
裏手を見ると、なんとオープンテラスもある。年中暑いスラバヤで室外の座席でカフェを楽しむ人がどれだけいるのか疑問だが、夕方以降になると混むのかもしれない。
ここが台湾なら、こだわりの産地のコーヒー豆がずらりと並ぶところだろうが、インドネシアでは、ハンドドリップコーヒーがまだそれほど普及していなかった。そのため、注文したドリンクもホットラテ。
ラテは飲みやすくて、程よい甘さもGoodだ。湯呑み茶碗のようなカップに入れて出されるのも面白い。ラテアートのハートマークが微妙なのは御愛嬌(笑)。
このカフェに入った目的は朝ごはん。ネットで調べると、なんとローカルの豆腐料理も食べられるそう。どこにでもあるようなパンを食べるよりも、そちらのほうが面白そう!ということで、「Tahu Isi」に挑戦してみた。
食べてみたら、具だくさんの揚げ豆腐のよう。これが予想外においしくて、瞬く間に食べ終わってしまった。
おしゃれカフェの料理は、イマイチなこともあるのだが、これはリピートしたくなるほどの味だった。
レトロな雰囲気に惹かれて入ってみたお店なのだが、食事目当てで利用するのも良さそう。清潔感も感じられるので、日本人でも安心して利用できるだろう。
一点注意するとしたら、支払いに現金が使えないこと。インドネシアでは、キャッシュレス決済が非常に浸透していて、QRコードでの支払いを採用する飲食店も増えている。基本的には現金も使えるのだが、新しいお店では、キャッシュ使用不可にするところも増えているのだろう。このときはクレジットカードで支払って事なきを得た。