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「街道をゆく」 24 奈良散歩

以前中古で買ったしばりょーの「街道をゆく」の奈良散歩のところを読んでそれが興福寺から東大寺、お水取りの話で凄く楽しかった。

修二会へ行った後に、お水取りについて読んでいる中でこの「街道をゆく」の奈良散歩が詳しくて良いと誰かが書かれていて、思わずポチリと購入した。中古で買うなら単行本が読みやすくて好き。教えてくれた方(忘れちゃったけど)ありがとうございます。

東大寺は大好きなのに行ったことないところがまだまだある。正倉院の北上にある町中の塔頭には東大寺の僧達のお墓がある。それが空海ゆかりの空海寺で東大寺は葬式はしないので、そのお寺で東大寺の僧が亡くなると法要が営まれてお墓もあるとのこと。一度行ってみたい。そんな話などを読み、流石司馬遼太郎やなと(当たり前やw)来年も修二会に行こうと思う。

興福寺が何故あんなに率先して廃仏毀釈したのかは、中の人達がみんな公家だったから!みんなが藤原一族で、俸禄が無くなることを恐れて春日大社の神職となった。。。とのこと。

一方、東大寺は興福寺の僧がこぞって興福寺を捨てた明治維新の廃仏毀釈の時でさえ二月堂にこもって修二会をしていた。もちろん敗戦の時も応仁の乱の時でもいつでも。変わらないことの凄み。

今のウイグル自治区にあった古代于闐(うてん)國
その頃のムードの東大寺の華厳経。

むしろ長安は奈良にある。
「街道をゆく」 24 奈良散歩
司馬遼太郎


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