東大寺の指図堂の修理が終わって
早起きして奈良へ。日曜日の奈良市はここ最近行った五條はもちろん、斑鳩よりも全然全然人が多い!駅前からすごい人で、外国人と修学旅行生みたいなのがいっぱい。最近、修学旅行って日曜日もするの??平日に行くみたいなイメージやねんけどな〜。
「そうめんスルスル」って、ならまちのすごい奥まったところにある有名素麺屋さんに営業時間前に行ってみると、予約でいっぱいと。もう、奈良市内の週末はお昼も予約しないとあかんみたいな感じやわ。それで、その後行こうと思ってた、なら麦酒ならまち醸造所へ。
めちゃくちゃ、シャレオツビール屋だった。しかし、来てる人がインテリア似合わない一人客のおじさんが二人という不思議。
少し前に自分の店でで、クラフトビールに詳しいお客さんとここの話をしてたんやけど、ならまち醸造所より奈良醸造の方が面白いビール作ってるなと。確かにそんな感じだった。真面目なビールって感じかな?
ならまちから東大寺方面へと歩いて、旧境内あたりまできた時に、「ラホツ」ってタイ料理屋さんがあって美味しそうだったので入ってみた。
奈良の食材でタイ料理を作ってる店で小さいけど早い時間だったので、待たずに入ることができてラッキー。トムヤンクンスープの素麺を食べる。もちろん三輪素麺! 前菜も美味しくて満足!ここはかき氷も有名らしく、みんな食べていた(私は食べてないけど
その後、東大寺なんでやはり南大門から入ろうと行ってみると。。。!すごい人だ〜〜〜!びっくりびっくり。いや、これが普通の東大寺なのか。私の知ってる東大寺ではなくなっていた。
二月堂へと行く道も並んでいるし(入場制限してるのか?)大仏殿へ入るにも並んでいる。
しかし、私が行きたかったのは、東大寺の指図堂。解体修理されることとなり、私も本当に少額だけど寄進させてもらい、そのお礼にお披露目の間だけ落慶記念の御朱印が頂けると案内をいただいていた。
そうでなくても寄付しただけで、法然上人のお札も送ってもらってるのに!と心苦しいぐらいの有り難さ。この日、本当は実家に帰る予定だったのがが延期になったので今回参拝できることになってよかった。
東大寺も、大仏殿を過ぎるとびっくりするぐらい観光客がいなくて、指図堂の方も、大仏殿との間に結界があるみたいでしょ?と言ってたぐらい、本当にゆったりしている。そこから先は私が知ってる東大寺だった。
新しい指図堂は解体修理されただけあってしっかり建ってて、新しい漆喰の匂いがする。仏さんたちも綺麗に磨かれていてとても素敵。私の好きな阿弥陀さんも前とはちょっと違う雰囲気がある。まだよそよそしい感じ。引越ししてきて元の家に戻ってきたけどリフォームに慣れてないのかしらん?w
そして、もちろん、指図堂の歯がチャームポイントのびんずるさんも復活して元気に御堂の前で座ってみんなを歓迎していた。
前に行った写経道場の新しい建物と指図堂は行き来できるようになっていて、その奥に立派なお庭もできていた。東大寺にあった礎石で作られたというお庭は、春日山を模しているとか。石はやっぱりいいな。
この落慶法要のお知らせには、大仏殿、東大寺ミュージアム、千手堂の招待券も入っていた。なんと優しい。指図堂から千手堂へと向かう。
こちらも東大寺の外れにあるので中に入っても誰もいなかった。ここには鑑真和上の唐招提寺の坐像を忠実に模刻したもがある。こちらは木造で優しい感じ。鑑真は日本にたどりついてから4年も東大寺にいたんだって!鑑真和上の御朱印もいただきました。
千手堂を抜けて、大仏池へと出て、
転害門まで行ってからバスで近鉄奈良駅へ。戻ってきたらすごい人で、確かに結界はあるなあと思う。
難波まで帰って、少し飲んでから早めに帰った。指図堂しか決めずに家を出たけど、いいお散歩だったわ。
そして後ほど、送ってもらった散華はこちら。
嬉しい。美しい。死んだら棺桶に入れてもらおう。
23.5.21
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