KHFC2022〜今年の写真展は「もう一つの奈良」
毎年一回開催される私たちの写真展、もう7回目なのかな?(よくわかってないw)があることが写真を撮る一つの動機となっています。誰しも旅に出たら写真を撮りたくなると思うのですが、作品にするならその中からテーマを何にするか?と会期が近づいてくると考えます。
今回のタイトルは「もう一つの奈良」
夜には別の顔がある。
特別な夜がそこにある。
本当は、この二つの夜だけでなく、お盆に行われる東大寺の「万灯供養会」に参加して大仏殿の「観相窓」から覗く大仏様の顔の写真を一番上に飾ろうと思っていたのですが、うちのバイトが急遽来れなくなって行けなかったのが残念。。。。でした。
でも展示してみるとこれはこれで良い作品になったのではないかと。
私が奈良を好きなことは皆さんご存知とは思ってるのですが、最近はお寺や神社の行事に参加することも楽しいと思ってきました。これは本当に特別な体験です。今回の作品タイトル「もう一つの奈良」は、そんな行事の中でも夜に行われている特別な夜についての作品となりました。
一つは東大寺の二月堂の「修二会」。通称、お水取りです。1300年一度も途切れることなく行われているこの行事。遠くペルシャのゾロアスター教、シルクロードの最終点が奈良であったことを感じざるをえない夜となりました。
もう一つは、唐招提寺の中秋の名月に行われる「観月讃仏会」。司馬遼太郎は、長安は奈良にある、と言いましたが、正にそれを感じられる素晴らしい夜です。
この二つの夜についてのnoteはこちらから。
大きな作品になったので、今年もフォトクラブの友達が手伝ってくれました。
因みに、去年の写真展はこのようになっていました。
来年も何か良いテーマが降ってきますように!
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