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徳島へ〜④二日目 バルトの楽園と鳴ちゅるうどん。
腰の痛みもすっかり引いたものの、心配なので新しい湿布を貼ってホテルを後にする。
今日は四国八十八ヶ所の1番の霊山寺へと行くために電車に乗って坂東駅まで向かう。
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そこからは田舎道を歩いて行くのだが、私には行きたい店があった。鳴門名物、鳴ちゅるうどん。手打ちのうどんなのだが、柔らかい麺だそうだ。讃岐うどんのあの主張しすぎる麺とは違って、隣の県では不揃いな麺をちゅるちゅる食べてるって面白い。
坂東には有名な「舩本うどん 大麻店」があるとのことでてくてく歩いていく。
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少し迷いながら歩いているとちょっと変わった風景にたどり着いた。
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今の時代の建物群とは思えない街並み。私が思い出したのは、地元舞鶴で映画によく使われる「昭和に建てられた木造平屋の社宅群」。しかし、こちらは年代ももっと古そうな、、、横に置かれていた看板を読んでみたところ、これは映画「バルトの楽園」(2006)で使われたセットとのこと。第一次世界大戦中にこの坂東にはドイツ人の板東俘虜収容所があり、そこで初めての第九が演奏され歌われたことを描いてヒットし、そのセットはBANDOロケ村として公開され25万人を超える入場者が訪れたとのことだ。
なんとなく、そんな映画があったのは覚えていたけど、それがここ坂東とは全く思ってなくて衝撃を感じた。しかし、ロープがしてあり、中には入れそうになく、その場を後にすることになった。
そのセットへ行く道の一本手前に舩本うどん 大麻店はあった。
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鳴ちゅるうどんを食す。自分で選んで申告するおでんもあってそれもいただく。ちゅるちゅるとうどんをすすりながら、あの道を間違わなかったら、バルトの楽園のセットに出会うこともなかったんだなと考える。あそこには連れて行かれたのかもしれないと。。。
23.3.27~徳島④
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