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東京合宿〜① 憧れの武相荘

所属するフォトクラブの合宿で東京へ。2泊3日の旅。
初日は早起きして家を出る。友人と新幹線で待ち合わせて、午前中は私はまだお酒が残ってあかんので、ミックスジュース。

富士山はきれいに見えなかった

新横浜で降りて、旧白洲邸、武相荘へ。白洲正子が存命中は良くお家が雑誌で紹介されていたなあ。それが目の前にあると思うとめちゃくちゃ感慨深かった。このために、白州正子の自伝も読み返したので、あーこれがー、鶴川なんやなぁと。

自伝で読んでいた鶴川は、ほぼ疎開で移り住むことになった場所でとてものどかだったらしい。農家と畑が続いていたとのこと。しかし、令和の今、駅に降り立ってみると立ち並ぶ住宅地で正子が愛でた鶴川とは全く違う風景なんだろう。(と、思う

憧れの武相荘へ。。。

駅からタクシーで行ったので着いたのは裏門だった。そこから、林を抜ける白洲家のお庭の小径が続く。

今回は写真多めです
おしゃれすぎる。。。

林を抜けると木造の階段があり、そこを上がっていく

長屋門がある
この臼のポストを雑誌で何度見ただろう

白洲正子と白洲次郎の家にうっとり。ここにはダサいものが一つもない。お互いの生まれ育った環境とその後の暮らしで身につけた洗練がこれでもかと二人が亡くなった今でも、私を攻撃してくる!

正子と次郎がデートをした愛車

美術館になっているお家をじっくりと見せていただく。

お手伝いさんが鶴川の方で、この家を見つけてくれたそう。中は撮影は禁止。

有名な正子の書斎も拝見した。ここは元々前に住んでいた老夫婦の寝室だったところらしい。
かっこいい土間や囲炉裏など、あの頃の文化人や政治家たちが訪れたであろう景色を想像しながら回った。

そして、レストランへ。

ここでは、シャンパーニュと次郎が好きだったという海老カレーをいただいた。

キャベツと一緒に食べるのが次郎スタイル。

自分へのお土産に武相荘手ぬぐいを買った。

昨年、神戸ゆかりの美術館で白洲次郎生誕120周年記念特別展「白洲次郎・白洲正子-武相荘折々のくらし」」を見たことで蘇ってきた次郎と正子への想い。。。

高校生から大学生の頃、白洲次郎正子夫妻にどっぷり浸かっていて、いろんな本を読んだけど、まさか自分が武相荘へやってくることができるとは思っていもいなかった。何度も東京へ行った時に行こうと思うけど遠くで踏ん切りがつかなかったのだ。

そんなところを一緒に行ってくれた友達に感謝。私の人生にとって大切な思い出になりました。

23.6.10~東京合宿①



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